【基礎知識】商業知識の基礎「原価」とは?「原価」「仕入れ値」についてわかりやすく解説

こんにちは。ヒロユキです。

世の中のパパさん方々、日頃のお仕事ごくろうさまです。

さまざまな職種で、みなさんお仕事をなさっていると思います。

ぼくも12年ほど小売業に勤めてきました。

勤め始めたころは、商品づくりや販売活動に必死で体力勝負でした。

でも、経験を重ね役職が上がるたびに感じることは「営業数値の知識が足りねぇ〜」ってこと…

原価」「売価」「値入」「粗利」「回転率」「棚卸」「客単価」…などなど。

あなたも職場で「数字責任」に押しつぶされそうになっていませんか?

営業数値に関する知識は、あなたが生き抜く「武器」にも、身を守る「防具」にもなります。

営業数値に関する知識が「深い人」も「浅い人」も基本を再確認していきましょう

営業数値の基礎「原価」とは?「原価」「仕入れ値」についてわかりやすく解説します。

商業系の用語って難しいですよね。学校では教わっていない(教わったけど忘れた…)のに
ビジネスの場では当然のように必要になってくる知識です。

わからない用語」や「数字の求め方」をそのまま放置しておくのは危険です。
特に「知ったかぶり」はもっと命取り。

あなたが新人ならともかく、社内でも中堅クラスになってから「知らない」「わからない」なんて通用しません。

あなた自身の恥では済まずに、「知ったかぶり」で業務をこなし、そのしわ寄せを部下が背負うことになります。

あなたが部下ならそんな上司は嫌ですよね。

そうならないためにも、「知らないこと」は早めに潰しておきましょう。

「原価」(げんか)ってなに?

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

「原価」(げんか)ってなんですか?

新人さんにそう聞かれたとしましょう。あなたならどう答えますか?

状況によっていろいろな答え方があると思いますが、Wikipediaではこのように説明されています。

原価(げんか)とは、特定の目的を達成するために消費される経済的資源を貨幣で測定したものである。小売業の場合は販売額から利益を引いたもの(売上原価)を指す。製造業の場合は商品を製造するためにかかった材料費に加え工員の労務費・工場の光熱費・その他の経費全てを足し合わせたものを原価(製造原価)と呼ぶ。一般的な考え方では商品の仕入れ値を原価と呼ぶが、会計上の原価とは異なる。さらに材料費のみを原価と表現する場合もあるが、これは誤りである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いや〜難しいですね。

厳密には「原価」にもいろいろな種類がありますが、広い意味では…

原価(げんか)仕入れ値(しいれね)

…と考えるのがしっくりくると思います。

今回は「小売業」の場合を例に説明していきますね。

「仕入れ値」(しいれね)ってなに?

原価」(げんか)の説明してるのに、また新しい言葉が出てきました。

仕入れ値」(しいれね) です。「仕入れ額」(しいれがく)とも言います。

仕入れ値」=「あなたがモノを買った金額

…と考えてください。

では、実際に例を見てみましょう。↓

CASE1

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店で「りんご」を売るために
りんご農家さんから「りんご」を1コ70円で、10コ仕入れてきました。

はい!あなたの今日の「仕入れ値」はいくらでしょう!

正解

仕入れ値=700円

りんご1コ=70円×10コ=700円

…という計算ですね。

では、次の場合はどうでしょう。↓

CASE2

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店で「焼きりんご」を売ることになりました。

焼きリンゴに必要な材料は2種類
①「りんご
②「バター

そのうち、「りんご」をりんご農家さんからを1コ70円で、10コ仕入れてきました。
バター」は近くの牧場で1コ300円で仕入れることが出来ました。
バター1コで10コ分の「焼きりんご」ができそうです。

はい!あなたの今回の「仕入れ値」はいくらでしょう!

正解

仕入れ値=1,000円

りんご1コ=70円 ×10コ=700円
バター1コ=300円
700円300円=1,000円

…という計算ですね。

次は、少し踏み込みますよ。↓

CASE3

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店の「焼きりんご」は大人気です。
思い切って仕入れを2倍に増やしてさらに売上を伸ばします。

焼きリンゴに必要な材料は2種類
①「りんご
②「バター

そのうち、「りんご」をりんご農家さんからを1コ70円で、20コ仕入れてきました。
バター」は近くの牧場で1コ300円で、2コ仕入れることができました。
バター1コで10コ分の「焼きりんご」ができそうです。

しかし、あなた1人では「焼きリンゴ」を10コ作るのが精一杯です。
なので、アルバイトを1人時給800円で雇います。
1人1時間で「焼きりんご」を10コ作ることができます。

この場合の「仕入れ値」はいくらでしょう?

いままでだと…↓

正解?

仕入れ値=2,000円

りんご1コ=70円×20コ=1,400
バター1コ=300円×1コ=600
1,400円+600円=2,000

…という計算ですね。

けど、ここで「あれ?」ってなりますよね。
あなたは今回、アルバイトさんを時給800円で雇っています

1時間働いてもらっているわけなので、800円の費用が発生してますね。

この「800円の費用」も実は「原価」なんです。

というのも、今回の「800円の費用」(人件費)は、アルバイトさんの時間を「あなたが買っている」という考え方になります。

言い換えると「時間を仕入れた」ということ。

なので、正しくは…↓

正解

仕入れ値=2,800円

りんご1コ=70円×20コ=1,400
バター1コ = 300円 × 2コ = 600

アルバイトさんの時給 = 800円
1,400円600円 800円 = 2,800円

…という計算ですね。

このように、「人件費」や「光熱費」などの「費用」を「原価」と考える場合があります。

その場合、「費用」は大きく分けて ↓

  1. 「直接費」(ちょくせつひ)
  2. 「間接費」(かんせつひ)

…の2つに分類されます。

「直接費」(ちょくせつひ)ってなに?

直接費」(ちょくせつひ)は、あなたがモノを買ったり」「モノを作ったり」した際にかかった費用です。商品ひとつにつき明確にこれだけの金額(費用)」がかかったと分かるものが分類されます。先に挙げた「CASE3」では、「りんご」や「バター」の「購入費」、アルバイトさんの「人件費」がこれに含まれます。

「間接費」(かんせつひ)ってなに?

間接費」(かんせつひ)も、「直接費」と同じくモノを買ったり」「モノを作ったり」した際にかかった費用ですが、明確にこれだけの金額(費用)」がかかったとわからないものが分類されます。「CASE3」では、「焼きりんご」を作るための「光熱費」や「水道代」、りんご農家や牧場へ車で移動したなら「ガソリン代」などがこれに含まれます。

まとめ

それでは、今回のおさらいです。↓

「原価」とは?
  1. 原価(げんか)」=「仕入れ値(しいれね)
  2. 仕入れ値」=「あなたがモノを買った金額
  3. 「人件費」や「光熱費」などの「費用」を「原価」と考える場合は「直接費」と「間接費」に分類される。

原価」を知らなければ「商売」はできません。「原価」を把握せずに「どんぶり勘定」で商売をしていると、気づいたときには「大赤字」なんてことになります。

日頃から「原価」を把握することを心がけましょう

それではまた。ヒロユキでした。

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