【基礎知識】商売に重要な「売価」の決め方とは?「原価率」「値入率」についてもわかりやすく解説

こんにちは。ヒロユキです。

今回は「売価」や「値入額」について解説していきます。

営業数値に関する知識は、あなたが生き抜く「武器」にも、身を守る「防具」にもなります。

営業数値に関する知識が「深い人」も「浅い人」も基本を再確認していきましょう。

商売に重要な「売価」の決め方とは?「原価率」「値入率」についてもわかりやすく解説

お店では商品やサービスに必ず「売価(ばいか)」が存在します。

もはや、当たり前すぎて疑問を持つ人はいないとは思いますが、

そんな「売価(ばいか)」とは一体どのように決められているのか考えてみましょう。

「売価」(ばいか)ってなに?

今回も新人さんからの質問です。↓

商品の売価(ばいか)ってどうやって決めればいいですか?

…と聞かれたら、あなたならどう答えますか?

状況によっていろいろな答え方があると思いますが、Wikipediaではこのように説明されています。

価格(かかく、: price)とは、有形・無形の各種の商品サービスを含む)の取引に際して提示される金額をいう。値段(ねだん)とも呼ばれ、サービスについては料金(りょうきん)ということもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

売価には、色々な定義があって「価格」「値段」「料金」「定価」「時価」…など。たくさんの呼ばれ方がありますが、どれも少しずつ意味合いが違ってきます。

しかし、基本的な考え方は…

原価」+「値入額=「売価

…で問題ないと思います。

値入額(ねいれがく)ってなに?

新しい言葉が出てきましたね。「値入額(ねいれがく)」です。

では、「値入額」ってなんでしょう?

値入額」=「利益幅」(儲け)

…と考えてください。

今回も実際に例を見てみましょう。↓

CASE1

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店では「りんご」を1コ100円の「売価」で販売しています。

販売している「りんご」の「原価」は1コ70円です。

はい!この場合、あなたのお店の「りんご」1コ当たりの「値入額(ねいれがく)」はいくらでしょう!

正解

値入額=30円

値入額の求め方は↓

売価」ー「原価」=「値入額

「売価」100円「原価」70円=「値入額」30円

…という計算ですね。

単純な引き算なんで簡単です。

では、次の場合はどうでしょう。↓

CASE2

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店では「りんご」を1コ120円の「売価」で販売しています。

販売している「りんご」の「原価」は1コ80円です。

今週仕入れた「りんご」は、すべて売り切りました。
今週の売上は18,000円です。

はい!この場合、あなたは今週の「値入額」はいくらでしょう?

正解

値入額=6,000円

売価120円原価80円値入額40円

売上18,000円÷売価120円=150コを販売

りんご」150コ×値入額40円6,000円

…という計算ですね。

仕組みが分かれば、順番に計算していくと答えにたどり着けます

しかし、数字が細かくなったり、大きくなったりすると少し面倒…。

そこで活躍するのが「値入率」と「原価率」です。↓

「値入率」と「原価率」

また新しい言葉が出てきました。「値入率」と「原価率」です。

値入率(ねいれりつ)ってなに?

値入率は「値入額」を「」いわゆる「%(パーセンテージ)」で表したものです。

値入率」の求め方は↓

「値入額」÷「売価」×(100)=「値入率

ヒロユキ

売価100円の商品の「値入額」が40円なら「値入率」も40%になります。

原価率(げんかりつ)ってなに?

原価率も同じく「原価」を「%(パーセンテージ)」で表したものです。

原価率」の求め方は↓

「原価」÷「売価」×(100)=「原価率

ヒロユキ

売価100円の商品の「原価」が60円なら「原価率」は60%になります。

原価」と「値入額」の関係性が↓

原価」+「値入額」=「売価

であるように、「原価率」と「値入率」も↓

原価率」+「値入率」=100%

になります。

では、これらを使って先ほどの「CASE2」をもう一度考えてみましょう。↓

CASE2

あなたは、りんご屋さんです。
あなたのお店では「りんご」を1コ120円の「売価」で販売しています。

販売している「りんご」の「原価」は1コ80円です。

今週仕入れた「りんご」は、すべて売り切りました。
今週の売上は18,000円です。

正解

値入額=6,000円

「原価 」80円÷「売価」 120円=「原価率」0.6667

売上 18,000円×「原価率」0.6667=「りんご」総原価 12000.6円

売上 18,000円 ー 総原価 12,000円= 値入額6,000円

…という計算になります。

この場合は、「原価率」がわかっているので「値入率」も求めることができます↓

100%ー(原価率 0.6667×100)= 100%ー原価率 66.67% 値入率 33.3%

原価率 66.67%値入率 33.3% = 100%(小数点以下切り上げ)

一度「原価率」か「値入率」を把握しておくと、「原価」と「値入額」の比率が変わらない限り、売上からそのまま「原価」もしくは「値入額」を求めることができるので便利です。

ぜひ、おぼえておいてくださいね。

まとめ

今回のポイントをまとめると以下の6つ↓

今回のポイント
  1. 売価」=「原価」+「値入額
  2. 値入額」=「利益幅」(儲け)
  3. 値入額」=「売価」−「原価
  4. 値入額」÷「売価」=「値入率
  5. 原価」÷「売価」=「原価率
  6. 原価率」+「値入率」=100%

原価」「売価」「値入額」の関係性を理解していただけたでしょうか?

ビジネスにおいて儲けるではありません。

あなたのビジネスをさらに発展させて「お客様」に、もっといい商品やサービスを

持続的に提供するためには儲けることが大切です。

あなたの商品やサービスに見合う「売価」を決めるために、今回の内容が少しでも役立てばうれしいです。

それではまた。ヒロユキでした。

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