こんちゃ!ジーロンです。
攻撃値に掛かるバフ効果
“Attack Action card”の攻撃値にバフ効果をかける場合、Actionカードや武器の効果で「次にプレイするカードの攻撃値を上げる」方法と、Attack Reactionカードで「カウンター的に攻撃値を上げる」方法があります。
この2点は同じように見えて、こちらが取りやすいアドバンテージが異なります。
前者は、攻撃前に攻撃値を上げることで相手に防御札の要求や防具の使用を促します。これにより相手ターンの行動を抑制したり、貴重な防具を剥がすことができます。
後者は、相手の防御後に攻撃値を上げることでダメージをねじ込みます。これによって、オンヒット効果が狙いやすくなります。
オンヒット効果:相手にダメージを与えると発動する効果。
Crush効果との相性もいい
Guardianの「Crush」効果を発動させるためには、相手に「4」以上のダメージを与える必要があります。
そのために意識したいのは、ダメージの「ブレイクポイント」です。
「FaB」では、ほとんどのカードが防御値「3」になっています。そのため、3の倍数「3」「6」「9」「12」は、手札の防御で完全に防がれる可能性があるのです。
逆に言うと、3の倍数を少しオーバーした数、たとえば「4」「7」「10」「13」を完全に防ぐには、手札による過剰な防御が必要になります。
これは、ダメージを受けているプレイヤーにとって非常に「もったいない」こと。
手札は1枚でも多く残しておきたい。「1」ダメージくらい見逃すか…。
…ってな、気持ちにさせます。僕もそう思います。
そこで相手の見逃した「1」〜「2」ダメージを、Crush発動の「4」まで引き上げたりするのも、バフ系カードのおもしろい使い方です。
バフ効果汎用(Generic)カード10選
ここからは、攻撃値バフ系のGeneric(汎用)カードを10枚紹介します。
自分の使っているクラスで、オンヒット効果を持ったカードやデッキに採用している”Attack Action card”を思い浮かべながら見ていきましょ〜。
「Pummel」
以下から1つを選ぶ
1.対象の棍棒またはハンマーの攻撃は攻撃値「+n」を得る。
2.対象のコストが 以上の“Attack Action card”は攻撃値が「+n」され、「これがヒットした場合、防御側のヒーローはカードを1枚捨てる。」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Pummel」はGuardianクラスのデッキだと、大部分で採用されているカードですね。
このカード1枚で、「攻撃値を上げる」と「オンヒット効果(discards)」の両方を付与しします。Guardianのカードは、だいたい「3」コスト以上だから条件に縛られる心配はほとんどありません。
「Come to Fight」
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”は攻撃値「+n」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Go again」
「Come to Fight」はシンプルなテキストですが、なかなか頼りになります。
デッキに採用している“Attack Action card”のコストが「2」や「5」なら、青帯ピッチの際に余る「1」コストで使用できる手軽さがいいですね。あと、地味に防御値が「3」なのも良き。
「Plunder Run」
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”がヒットした場合、あなたはカードを1枚引く。さらに「Plunder Run」がアーセナルからプレイされた場合、このターンにあなたが次にプレイする“Attack Action”カードは攻撃値「+3」を得る。
「Go again」
「Plunder Run」は、Arsenalからプレイすることでテキスト効果が最大化します。
プレイするためには、Arsenalで1ターン寝かせなきゃならんわけですが、ノーコストで”攻撃値「+3」”と”オンヒット1枚ドロー”は、超・強・力。
「Plunder Run」は、CC構築で禁止カードになっています。
「Sloggism」
このターン、あなたが次にプレイするコスト以上の“Attack Action card”は、攻撃値「+n」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Go again」
「Sloggism」は、他のカードに比べて「3」コストと、かなり重め。
だけど、攻撃値の上昇はトップクラスなのです。赤帯なら「+6」なので、たとえ防がれたとしても相手の手札を2枚削る威力があります。
「Force Sight」
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”は攻撃値「+n」を得る。「Force Sight」がアーセナルからプレイされた場合“opt 2”を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Go again」
「Force Sight」は、Arsenalからのプレイ時に「opt 2」が付与されます。
Opt “ X ”:山札の上を“ X ”枚見る。その後、山札の一番上(トップ)か下(ボトム)に、好きな順番で置く。
「Smashing Good Time」
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”が相手のヒーローにヒットした場合、あなたはそのヒーローがコントロールするコスト以下の“Item”を破壊してもよい。「Smashing Good Time」がアーセナルからプレイされた場合、このターンあなたが次にプレイする“Attack Action card”は攻撃値「+n」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Go again」
「Smashing Good Time」も「Plunder Run」などと同じで、バフ効果発動にはArsenalからプレイします。
オンヒット効果で相手の“Item”を破壊できるのは珍しい。相手が「Dash」なら役立ちそうです。
「Lunging Press」
対象の“Attack Action card”は、攻撃値「+1」を得る。
「Lunging Press」は、“Attack Reaction”では珍しいノーコストカード。
攻撃値を「+1」するだけ。ただそれだけの能力。それが強い。
このカードは、こちらの攻撃を完全に防がれた状態から「1」ダメージを押し込んで、オンヒット効果を狙える可能性を秘めています。
“Defence Reaction”や“Instant”で防がれる可能性もありますが、「わざわざこのために貴重な軽減系カードを使いたくない。」と、相手に思わせる絶妙なプレッシャーを持っています。
「Potion of Strength」
Action(アクション)-「Potion of Strength」を破壊する : このターンの次の”Attack Action”は、攻撃値「+2」を得る。
「Go again」
「Potion of Strength」の良いところは、武器での攻撃も効果の対象に含まれるところ。
気をつけないといけないのは、アイテムはActionカードということ。場に出すとアクションポイントを消費します。テキストにある「Go again」は、カードのActionによるものなので、ごっちゃにならないようにしましょう。
場に出す:アクションポイント消費
Actionを行う:アクションポイント消費
同じターンの間に、「場に出す」→「効果を使う」をしたいならアクションポイントが「2」必要になります。
「Cracker Jax」
Action(アクション)– 「Cracker Jax」を破壊する : このターンあなたが次にプレイする“Attack Action card”は、攻撃値「+1」を得る。
「Go again」
「Cracker Jax」は、「Lunging Press」の装備品バージョンですね。
防御値もないので、もっぱらオンヒット効果を狙うためだけの採用になりそうです。
装備品はヒーローによって優先されるものがあるし、Guardianでは「Crater Fist」の方が実用的かなって思います。
「Goliath Gauntlet」
Action(アクション)– 「Goliath Gauntlet」を破壊する :このターンにあなたが次にプレイする、コスト以上の”Attack Action card”は、攻撃値「+2」を得る。
「Go again」
「Goliath Gauntlet」は、破壊することで攻撃値「+2」が得られます。Guardianの“Attack Action Card”は、ほとんどがコスト3以上なので、Crush効果を狙うときの攻撃値底上げに役立ちます。
ただし、武器での攻撃は対象外なので注意。
バフ系のご利用は計画的に
“Attack Action Card”には、Guardianクラスの「Thump」のように「ベースの攻撃値よりも高い場合」に効果が追加される、ちょっと変わったカードも存在します。
「FaB」では、「攻撃的なプレイをしたいからバフ系を採用する」というより、「この効果を狙いたいからバフ系と組み合わせる」という考え方が良いと思います。
相手は、毎ターン手札MAXの防御態勢ですからね。
無慈悲な暴力は「Rhinar」に任せておきましょう。笑
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
今回は、“Attack Action card”の攻撃値を上昇させるカードを紹介していくぞ。