こんちゃ!ジーロンです。
BravoのChest装備を選ぶ


現状、Bravoセットアップの多くは、Chest装備が2種類に分かれます。
「Tectonic Plating」の特徴は以前の記事をcheck!
毎ターン起動させることで、安定したリソース管理ができる「Tectonic Plating」に反して、一度に大きなコスト軽減が可能なChest装備が「Earthlore Bounty」なのです。
「Earthlore Bounty」って?

Action Cardの効果であなたがカードを引くたび、この方法で引いたカード1枚につきSeismic Surgeを1つ生成する。
Temper(Earthlore Bountyで防御する場合、コンバットチェインが閉じたときに、これに「-1」 カウンターを置き、それにより防御値が「 0 」の場合はこれを破壊する。)
「Earthlore Bounty」の強みは、なんといっても「あなたがドローする度に、Seismic Surgeを生成する」ところ。1枚ドローで1つのSeismic Surge。5枚ドローすれば5つのSeismic Surge!!
つまり「Earthlore Bounty」は、ドロー効果のあるカードと相性抜群なのです。
このテキスト効果は、相手の番にあなたがドローした場合や、相手が使用した“Action Card”の効果であなたがドローした場合も対象になります。
ただし注意したいのは、「Earthlore Bounty」の効果の対象は“Action Card”の効果でドローした場合であること。ターン終了時に行う知性分のドローや、「Sink Below」や「Ponder」などによるドローは対象外なので、Seismic Surgeは生成されません。残念…。


「Sink Below」のカードタイプは “Defense Reaction”、「Ponder」のカードタイプは “Token”、どちらも“Action”ではないので対象外。
ドロー効果のあるカード
残念ながらGuardianのカードプールには、ドロー効果を持つカードがほとんどありません。なので、Genericのカードプールから採用を検討するのが良いと思います。
「Sift」



手札をn枚まで山札の下に置き、その枚数だけドローする。
(nはテキストに書かれている数字)
Go again
「Sift」は、個人的に「Earthlore Bounty」と組み合わせるにあたって、最高のカードだと感じてます。理由は以下の3つ。
- ノーコストかつGo again
- なにげに防御値「3」
- 山札の下に戻すだけで、シャッフルはしない
①と②のおかげで、非常に扱いやすいのは言うまでもなく、③はピッチスタッキングの妨げにならない(妨げにならないどころか加速する)という点で優秀です。
「Tome of Fyendal」
カードを2枚引く。“Tome of Fyendal” がArsenal からプレイされた場合、あなたの手札のカード1枚につきライフを「1」得る。
「Tome of Fyendal」は、「1」コストで山札を2枚引ける優等生。さらに、Arsenalから使用すると手札の枚数分のライフを回復します。
テキストは上から記述順に解決されるので、山札を引いた後に手札のカウントを行います。
ただ、注意点はGo againが付いてないこと。使い方を工夫しないと少し扱いづらいカードなのです。
「This Round’s on Me」
各ヒーローはカードを1枚引く。
次のあなたのターン開始時まで、その対象からのあなたへの攻撃値は「-1」される 。
Go again
「This Round’s on Me」は、すべてのプレイヤーが山札を1枚引きます。
翻訳アプリを使うと、テキストの言い回しが少しわかりづらくなりますが、
簡潔にすると、①「みんな1枚引く」→②「次のあなたのターンまで、みんなからのあなたへの攻撃は「-1」される」です。
複数人で行うゲームだと、さらに活躍しそうですね。
「Enlightened Strike」
“Enlightened Strike” をプレイするための追加コストとして、手札からカードを1枚デッキの一番下に置く。
次の選択肢の中から1つを選ぶ。
「Enlightened Strike」は、言わずとしれた超強力カード。
選択肢の“Draw a card” は選ばれることが少ないと思うけど、ドロー効果を持つカードとして紹介します。
ちなみに相場は、NonFoilでも1枚8,000円前後…。高けぇ…。
「Potion of Luck」
インスタント – “Potion of Luck”を破壊する: 手札とアーセナルを山札に加えてシャッフルし、その枚数分のカードを山札から引く。
「Potion of Luck」は、Arsenalと手札を合わせた枚数分のドローができるアイテム。
アイテムは場に出すために、AP(アクションポイント)が必要なので注意。“Potion of Luck”の効果の起動はインスタントなので相手の番でも使用できます。
「Cash In」

“Cash In”のコストを支払う代わりに、あなたがコントロールする銅貨4枚、銀貨2枚、または金貨1枚を破壊してもよい。
カードを2枚引く。
Go again
「Cash In」は普通に使用すると「4」コストで山札2枚ドローなので、ちょっと割りに合わない感がありますが、その名通り「Copper」「Silver」「Gold」などの貨幣トークンをコストの代わりに支払うことができます。




このカードの貨幣トークン使うあたりが好きなんですよ〜。ボードゲームっぽくて。おもちゃのコイン準備して「あ、このコスト現金で」ってやりたいなぁ笑
ドローするけど手札は増えない?
お気づきかもしれませんが、ここで紹介させてもらったドロー効果を持つカードは、基本的に「山札引いても手札は増えない」です。
カードの効果で「1」ドローするのは、プラマイゼロで手札の入れ替えだし、「Sift」や「Potion of Luck」も手札をたくさん入れ替えるために、その分のドローをしているだけです。
本来TCGでは、使用したリソース以上に手札が増えるのは、ゲームをひっくり返しかねないほどの大きなアドバンテージになります。
ドローがトリガーになってる「Earthlore Bounty」を最大活用しようとすると、手札も増えて“Seismic Surge”もいっぱい生まれて…。みたいなうまい話はないんですね。
ただ、それでも「Earthlore Bounty」が強力なのは確かです。
今回紹介したカードを使用すれば、1〜3コストの軽減効果が稼働するので、Bravoのdominate付与(2コスト)や「Crater Fist」(3コスト)をまかなうことができます。
※ “Seismic Surge” が軽減できるのは“Guardian Attack Action Card”だから、そのターンのコストの合計でみたらねって話。


さらに上振れて「Sift」の連続使用や、相手ターン開幕の「Potion of Luck」起動が成功すれば、もっと多くの軽減が可能なので、Heaveなしの「Pulverize」を打ち込むことも夢じゃないのです!
話が長くなったので今回はこのへんで!
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
今回は「Earthlore Bounty」の扱い方を紹介するよ〜