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【FaB】結局のところどうなのさ「Tectonic Rift」の使い道

こんちゃ!ジーロンです。

ValdaSPだぞ!(ちがう)

「Tectonic Rift」の使い道

X 個の“Seismic Surge”を生成する。
Go again

「Bright Lights」に1種類だけ収録されたGuardianカード「Tectonic Rift」。

情報が公開された当初は「ValdaSPだ!」なんて話題になったカードですが、発売後はめっきり話題に上がらなくなりました。

結局のところどうなのさ!って感じてる方もいる(はずな)ので、使い道を再確認していきたいと思います。

Surge量産機

「Tectonic Rift」の効果はめっちゃシンプル。

コストとして支払ったリソース分の“Seismic Surge”を生み出す!

ただそれだけ。

1リソなら1個、5リソなら5個という感じで必要な分だけ生成できるのです。

「Tectonic Rift」が「ValdaSP」と言われていたのは、青帯でありながらリソース次第で「好き数を生成できる」部分が評価されたからですね。

どうして「ValdaSP」?

「Valda」は、ターン開始時に“Seismic Surge”を3個以上コントロールしていれば、Crushを持つAACにdominateを付与します。

対戦相手がアクションフェイズ中にカードを1枚引くたび、“Seismic Surge”を1つ生成する。
あなたのターンの開始時に、あなたが3つ以上の“Seismic Surge”をコントロールしている場合、このターンはあなたの“Crush”を持つカードはdominateを得る。

この能力を活かすために、今までの「Valda」構築では「Earthlore Bounty」と「Sift」の組み合わせや「Seismic Stir」、「Thunder Quake」の“Heave3”を利用するなどして“Seismic Surge”を確保していました。

しかし、効率よく“Seismic Surge”を3つ生み出すためには「Sift(黄帯)」や「Seismic Stir(赤帯)」の採用が必要になるので、デッキ内の青帯比率が落ちてしまう。

「Valda」の能力を活かすには、赤帯の強力なCrushAACも多めに採用したいのに。

そんな葛藤の中で登場した「Tectonic Rift」のスペックは↓

  • 青帯ピッチで“Seismic Surge”×3を生成
  • Go again付き
  • 自身も青帯

…まさに、彼女の構築のために生まれたようなカード(ValdaSP)だったというわけです。

防御値が…

ここまでの条件なら、入れ得カードとして「Valda」に即採用!だったのですが、「Tectonic Rift」の右下をよく見ると…

防御値「2」!!

そんな馬鹿なっ!Guardianなのにっ!!

ここの防御値が「3」なら文句なかったんだけどね。残念です。

Guardianなら採用推奨?

面白いカードではありますが、正直Guardianの必須カードかと言われると微妙です。

先述した防御値もそうですが、
“Seismic Surge”を3つ生成するために手札2枚の消費は…ねぇ…。

「Tectonic Rift」はArsenalから打てるので、自由度は“Heave3”より高いかと思いますが、「Thunder Quake」や「Pulverize」は、3コス条件とポッパーを満たしてます。
(あと、防御値3だしね)

初手で手札が揃ってるタイミングなどでは、思い切って3〜9個の“Seismic Surge”を生成して、次のターン「GuardianAACのタダ打ち~赤パメルを添えて~」なんてのも夢がありますが、手札の引き次第になるので…なんとも…。

Tips

…とはいえ、せっかくの新規カードは実戦で試してみたくなるもの。

それがもし自引きしたものなら、そんな気持ちもひとしおです

なので、「Tectonic Rift」の動きをちょこっとだけご紹介します。

Rift→Anothos→Arsenal

  1. 「Tectonic Rift」Surge×3
    3コス以上の青帯ピッチ
  2. 「Anothos」6点
    3コス以上の青帯ピッチ
  3. GuardianAAC(3コスト)
    →Arsenalに伏せる

多分、これが一番丸い動きになると思います。

この後の手札の引き次第では、次のような流れも可能になります。

Rift→Anothos→Arsenal

  1. 「Tectonic Rift」Surge×3
    青帯ピッチ
  2. 「Thunder Quake(Heave3)」Surge×3
    青帯ピッチ

これで、手札を全て防御に回しても、次のターンArsenalの「Thunder Quake」をピッチ無しで打つことができます。

あなたが「Crown of Providence」で防御するとき、あなたは自分の手札またはArsenalからカードを1枚デッキの一番下に置いてもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。

手札の引き次第では、「CoP」を防御に使用することで、Arsenalの「Thunder Quake」をルーティングして手札に変換することもできます。

Rift→EE

  1. 「Tectonic Rift」Surge×3
    青帯ピッチ
  2. 「Earthlore Empowerment」
    青帯ピッチ

この動きの場合は、手札もしくはArsenalに打ち込みたいGuardianAACを確認している状況が必要です。

そうでないと、引き次第で次の攻撃が弱い(最悪の場合打てない)危険性があります。

攻撃値にバフ効果が乗ったSPを、青帯1枚のピッチで打てるのは強力なんですけどね。

Rift→煌めきパンチ

  1. 「Tectonic Rift(Arsenal)」Surge×6
    青帯ピッチ2枚
  2. 「Pulverize(Heave3)」Surge×3
    青帯ピッチ

この状況が揃っていたらロマンの時間です。

1ターンぐぐっとしゃがんで、次のターン1リソースで「Pulverize」を解き放ちます。

この時、次の手札に「Star Struck」が含まれていれば、“Unity”を意識して防御することで、「Pulverize」はピッチ無しで飛び出します。

…と、ここまで「Tectonic Rift」のこと再確認してきましたが、「Valda」以外のGuardianが採用するには、理想の動きのために手札(Arsenal)をフルに使わなくちゃいけない場面が多い印象です。

あと、手に入れたくても収録枠の関係でショップに在庫が少なかったりするのも厄介。

今後のことも考えると、まだ持ってない守護者の方は、価格が落ち着いてる今のうちに確保しておくのも良いかもしれません。

それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!