こんちゃ!ジーロンです。
「Energy Potion」について考える
FaBには「Item」カードが数多く存在します。そのほとんどはGenericなので、どんなヒーローでも使用することができます。特に「Everfest」には、たくさんの「item」が収録されているので、ぜひ収録カードを確認してみてください。
「Item」はアクションカード
「item」のカードタイプは“Action Card”です。なので、場に出すためにAP(アクションポイント)を使用します。
しかし「item」のほとんどは、場に出した時点では効果がなく、場に出た後に効果を起動する必要があります。
(特定の行動がトリガーになるItemもあるぞ)
ただ、残念なことに「Potion of Strength」などの効果起動に別途APを消費する「Item」と Guardianの相性はよくありません。
理由は、Guardianには「Go again」が与えられないから…
いや、全く無いってことはありません。
一部の“Aura”には「Go again」を与えられてますが、ごく一部なので「攻撃」と「アイテム使用」を両立させることは、ほとんどできません。
そのためだけに「MMB」を履けば可能ですが、貴重な装備品の防御値を失うことになります。
Guardianってこうとこ不器用なんですよ。
ブラフとしてのアイテム
そんなわけで、やっぱりGuardianはアイテム使えないのかなぁ。なんて考えながら、いつものように「talishar」の対戦を眺めてると、Bravoが開幕初手でアイテムを場に出したのです。
そのアイテムは「Energy Potion」!!
インスタント– Energy Potionを破壊し「2」リソースを得る。
「Energy Potion」は、一度場に出してしまえば、インスタントタイミングで「2」リソースを生み出せるアイテムです。
確かに便利そう。AttackActionの足しにするのかな?
このアイテムの可能性に対して、僕の認識はその程度でした。
いや〜そんな自分を叱りたい。「Energy Potion」さんに対して失礼だぞと。
このアイテムは、Bravoの場に存在するだけで、対戦相手への「ブラフ」になるのです。
第1のブラフ「Pummel」
以下から1つを選ぶ
1.対象の棍棒またはハンマーの攻撃は攻撃値「+n」を得る。
2.対象のコストが 以上の“Attack Action card”は攻撃値が「+n」され、「これがヒットした場合、防御側のヒーローはカードを1枚捨てる。」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Pummel」は言わずとしれた極悪“Attack Reaction”です。
相手のDefence後に使用することで、打点をググンッと伸ばすことができます。
“Attack Action card”を対象にすると、オンヒット効果で相手の手札を一枚捨てさせる事も可能。
大抵の場合、相手はあなたの手札や残リソースを確認して、その可能性を想定しながら防御枚数を決めます。なので、あなたの攻撃時にArsenalが空で、手札一枚、リソース「0」だった場合、相手は安心して最低枚数の手札で攻撃を防ごうとします。
しかし、「Energy Potion」が場にあるとどうでしょう?
あなたは相手に「Pummel」の使用をほのめかすことができるし、相手もその可能性を疑わずにはいられません。
素直に最低枚数のDefenceを行うと、「Pummel」によって大きくライフを削られたり、最悪手札を一枚失うことになるのですから、相手にとってあなたの手札はもう「Pummel」にしか見えなくなります。
もしほんとに手札が「Pummel」だったとして、相手が過剰に防御札を切ってきたなら、
「え〜じゃあやめとこ〜w」
…って「Pummel」を温存するのもいいですね。
第2のブラフ「dominate」
我らがBravoの起動能力も「2」コストです。
お互いにライフも少なくなるゲーム後半では、最後の一撃のために手札を何枚残せるかが重要になります。
diminate付きの“AttackActionCard”で削り切る!
…ってのがBravoの鉄板ですが、後半の疲弊したライフと手札だとそれがなかなか難しい。
けれど、「Energy Potion」を飲む準備ができてるBravoなら、もうひと頑張りできます。
自力で3コスト以上の“AttackActionCard”を1枚放てる手札があれば、「Energy Potion」で生み出したリソースで“dominate”を付与して止めを刺せる可能性が上がります。
まさに!レッ○ブル!!翼を授けるぅ〜♪ なのです。
「Energy Potion」のデメリット
あればうれしい「Energy Potion」ですが、デメリットが2つ。
アイテムには防御値が与えられてないので、防御札として使用することができません。また、初手のタイミングを逃すと「Energy Potion」を場に出すだけのターンが必要になります。これは、相手に全力で攻撃するチャンスを与えることになりかねないから、極力避けたい。
これらのデメリットがあったとしても、デッキにピン刺しで入れておけば面白い働きをしてくれる「Energy Potion」。幸い青枠のカードなので、ピッチカードとしては問題ありません。
安定より「相手との駆け引き」を楽しみたいGuardianの方は、ぜひ試してちょ〜だい!
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
「Energy Potion」の副作用ヤバくない?w