こんちゃ!ジーロンです。
Dashのピストル
Action– 「Teklo Plasma Pistol」からスチームカウンターを取り除く:Attack
Action– 1コスト: 「Teklo Plasma Pistol」の上にスチームカウンターがない場合、その上にスチームカウンターを置きます。Go again
Mechanologistクラスのヒーロー「Dash」を象徴する武器「Teklo Plasma Pistol」は、攻撃のために一度カウンターを充填して打ち出す。まさに「ピストル」な武器です。
この武器は、なぜこんな面倒な仕様をしているのか。
それは、他のカード効果でカウンターを乗せることができるからなんですね。
しかも、Mechanologistのアイテムには、リソースを生み出すものや「ピストル」の威力を上げるものも存在します。
Guardianの話題からは少しそれますが、今回はこの仕組を少し解説した後に、僕たち守護者がどうやってピストルを防げば良いのかを紹介していきます。
Induction Chamber
Action– 1コスト: 「Induction Chamber」にスチームカウンターがない場合は、その上にスチームカウンターを置きます。Go again
ターンごとに1回のみ、Attack Reaction– 「Induction Chamber」からスチームカウンターを1つ取り除く: 対象のMechanologistのピストル攻撃は Ga againを獲得する。
このアイテムは、「ピストル」にGo againを付与します。
カードの能力は、1ターンに一度しか使えませんが、場に出ている枚数分「ピストル」の攻撃回数を増やすことができるので、最大でBLITZなら3回、CCなら4回の攻撃が可能になります。
Plasma Purifier
Action– 1コスト : 「Plasma Purifier」にスチームカウンターがない場合は、その上にスチームカウンターを置きます。Go again
ターンごとに1回のみ、Action– 「Plasma Purifier」からスチームカウンターを1つ取り除く: あなたがコントロールする対象のMechanologistのピストル攻撃は、ターン終了時まで攻撃値+1を得る。Go again
このアイテムは、「ピストル」の攻撃値を上昇させます。
こちらも「Induction Chamber」と同じく、1ターンに一度しか使えませんが、場に出ている枚数分「ピストル」の攻撃値を増やすことができます。
最大でBLITZなら攻撃値+2、CCなら攻撃値+3ですね。
Teklo Core
Dash SP (ヒーローがDashの場合のみ、デッキに「Teklo Core」を入れることができます。)
「Teklo Core」は、スチームカウンターを2つ乗せた状態でアリーナに登場します。「Teklo Core」の上にスチームカウンターがないとき、これを破壊する。
あなたのアクションフェイズの開始時に、「Teklo Core」からスチームカウンターを1つ取り除き、リソース2を獲得します。
「Teklo Core」は場に出しておくだけで、カウンターがなくなるまでの間、毎ターン2リソースを生み出してくれます。
「ピストル」を連続して撃つためには、多くのリソースが必要となるので、こういったアイテムも使用されます。
鳴り止まない銃声
Dashが「ピストル」を連続で撃ってくる仕組みは以下の通りです↓
つまり、「Teklo Core」などでリソースさえ確保できれば、「Induction Chamber」と「Plasma Purifier」を最大3枚(CC)ずつ展開することで、攻撃値5の「ピストル」が1ターンのうちに4回飛んできます。それだけで単純な打点は20点…。驚異的です。
どれだけ堅いGuardianでも、手札だけでこれを防ごうとすると大怪我します。
この編成を用いるデッキは、主に「コントロールDash」と呼ばれていて、DRや防具を強制的に使用させる「Meganetic Shockwave」なども入っているのが特徴です。
防御側ヒーローは、自分がコントロールする X 装備で「Meganetic Shockwave」を防御しなければなりません。X はこのターンにブーストした回数です。
Guardianにとって、こういった武器を中心に立ち回るヒーローを疲弊させるのは難しいので、苦しい戦いになります。
しかし、ご安心を。
Guardianには、Dashの「ピストル」連続攻撃を防ぐ手段があります。
Rampart of the Ram’s Head
あなたが「Rampart of the Ram’s Head」で防御するたび、あなたは1リソースを支払ってもよい。そうした場合、ターン終了時まで、これは防御値+1される。
「Rampart」については、以前紹介記事を書きましたが、この子の使いみちはまだまだあります。
まず、「Rampart」を扱う上で知っておいて欲しい「コンバットチェイン」についてのおさらいです↓
コンバットチェインの仕組み
アクションフェイズにAAまたはAACをプレイすると、コンバットチェインが開かれるわけですが、このコンバットチェインが閉じるタイミングはカードの効果を除くと大きく2つ。
- 「Go again」で得たAPが尽きた時
- 「Non Attack Action」を使用した時
コンバットチェインが開かれると次に、プレイしたAAまたはAACを解決するためのチェインリンクが開かれます。
このチェインリンク内のリンクステップに、「Go again」で得たAPがあると、次のActionをプレイすることが出来ます。
この時、続けてプレイするカードが「Attack」だった場合、コンバットチェインは閉じずに新しいチェインリンクが始まります。
ですが、もし続けてプレイするカードが「Non Attack」だった場合、このコンバットチェインは1度閉じて、新しいコンバットチェインが開きます。
装備品を防御に使用できるのは、同じコンバットチェイン内で1度だけなので、多くの場合「Rampart」は防御値1の盾で終わりますが、今回の「ピストル」のように攻撃と攻撃の間に「Non Attack」を挟む場合はコンバットチェインが切り替わるので、「Rampart」は再び防御のチャンスを得ることができます。
リソースを支払って得た「Rampart」の防御値は、ターン終了時まで持続します。
防御のたびに追加で支払えるので、回数を重ねる毎に防御値が「2→3→4…」と大きくなっていきます。
なので、仮に「ピストル」最大火力&最高回数の攻撃を防ぐ場合↓
↑という具合に完全防御とはいかなくても、手札を残しつつ被弾するダメージを5点程度に抑えることができます。
これはまぁ極端な例ですが、3点×2回や2点×3回などの場合でも、青帯1枚ピッチの3リソースがあれば山札や装備品を消費することなく、被ダメージを抑えることができるので「コントロール型」のDashを相手にする時に試してみてください。
「Rampartってさ。なんか微妙じゃね…」って感じてる守護者へとどけ!
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
ピストルを甘く見ちゃあいけない。