こんちゃ!ジーロンです。
とっても高価な「S級装備品」




FaBのカードには、イラストが美しく性能も優れているために、価値が爆上がりした「Equipment(装備品)」が存在します。
「Crown of Providence」や「Fyendal’s Spring Tunic」などは、その代表的なカードで、2023年6月現在の相場では販売価格3万円を超えます。
あなたがもし、今からFaBを始める新規のプレイヤーで↓
「FaBを楽しむためには、そんな高い装備品が必用なのか…」
「みんな強いって言ってるし、思い切って手に入れてみるか…」
…って考えているなら、チョット待っていただきたい!
これらの「S級装備品(販売価格3万円を超える装備品を僕が勝手にそう呼んでます)」は、確かに強力です。そして美しいです。
だけど、性能が良い装備品を使ったからといって、勝率が上がるほどFaBは甘くありません。(これマジで)
…というのは、装備品の性能は対面ヒーローによって有利不利が変わるし、プレイすることで「ドーン」と戦況をひっくり返す「切り札」のようなカードではないからです。
「ヒーローの特性」、「デッキの回し方」、「装備品の性能」が噛み合うことで初めて、勝率が上がってくるのがFaBのおもしろいところなのです。
Bravoのデッキリストにも「Crown of Providence(CoP)」や「Fyendal’s Spring Tunic(Tunic)」が採用されているのを見かけますが、彼にとって「CoP」や「Tunic」が絶対不可欠かと聞かれると、正直即答できません。
今回の記事は、Bravoでデッキを組み始めたけど「S級装備を手に入れなきゃダメかな…」って感じてる、あなたへ贈ります。
「Crown of Providence」
「S級装備品」にはクラス特有のものと、誰でも装備できる“Generic”が存在します。
「S級装備品」の中でも、クラス特有である「New Horizon」や「Phantasmal Footsteps」などは、さすがに専門装備なだけあって、そのクラスでの必要性は高くなります。
しかし、“Generic”のそれはヒーローによって用途が変わります。
あなたが「Crown of Providence」で防御するとき、自分の手札またはArsenalからカードを1枚山札の一番下に置いてもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
Blade Break(コンバットチェインが閉じたとき、これで防御していた場合、破壊します。)
「Crown of Providence(CoP)」は、“Uprising” に収録されているレジェンダリー装備です。
2023.6月の相場では、約4万円の販売価格を確認しています。
この「CoP」を狙って、アップライジングを剥き続けた方もいるんじゃないでしょうか?(僕のもとには未だに来てくれません)
「CoP」を採用するメリット
「CoP」の特徴は「高い防御値」と「手札の入れ替え」です。
防御値「2」は頭装備の中でもトップクラスですし、「手札の入れ替え」はArsenalを山札に戻すことで実質、手札を1枚増やすこともできます。
コレを利用すれば防御をしながら手札を温存できるため、次のターン「Spinal Crush」や「Crippling Crush」に、Bravoのdominate付与を添えるためのリソース(7〜9)を確保しやすくなります。
さらに、手札に青帯が集まれば「Pulverize」を予備動作無しで打ち込むことも可能。
※2〜4が全て青帯なら12リソースなので、「Pulverize」をdominate付きでプレイできる。
もしかするとコレ↑を見て「Spinal Crush」や「Crippling Crush」をArsenalに置いてから使えば、「CoP」を使わなくてもリソース管理が楽なんじゃない?って思うかもしれない。
けれど「CoP」を使った場合、手札にこれらの攻撃札を確認した次のターンには、早速プレイできるのが大きなメリット。(多少の運要素はあるけど)
しかも、攻撃を防ぎつつ行動できるので、致命傷を回避できるのもGood。
他の頭装備品との比較


Bravoの頭装備を選ぶとしたら「Helm of Isen’s Peak」や「Arcanite Skullcap」が選択肢に入ります。
「Helm of Isen’s Peak」は、“Guardian入門用の頭装備”的な立ち位置なので、さすがに「CoP」の性能には敵いません。
一方、合計で「3」ポイントの防御ができる「Arcanite Skullcap」は、単純な防御性能なら「CoP」よりも優れています。(ライフが下回ってからの使用が前提)
さらに「Arcanite Skullcap」は“Battleworn”の性質上、防御値がなくなった後も壊れることなくAB(アーケンバリア)を使用できます。
なので、結論的には↓
防御重視なら「Arcanite Skullcap」
攻撃重視なら「Crown of Providence」
…で使い分けるのが良さそうですね。
「Fyendal’s Spring Tunic」
あなたのターンの開始時、「Fyendal’s Spring Tunic」のエネルギーカウンターが3個未満なら、あなたはその上にエネルギーカウンターを1個置いてもよい。
Instant– 「Fyendal’s Spring Tunic」からエネルギーカウンターを3個取り除く: 「1」リソースを獲得する。
Blade Break(コンバットチェインが閉じたとき、これで防御していた場合、破壊します。)
「Fyendal’s Spring Tunic」は、“Welcome to Rathe”で初めて収録されたレジェンダリー装備。その後、“CRU”や“HP1”にも再録されている人気カードです。
「Tunic」を採用するメリット
3ターン毎に「1」リソースを生成する能力は、Arsenalに仕込んだ「Oasis Respite」や「Tome of Fyendal」のプレイに役立てたり、Guardianの場合「Rampart of the Ram’s Head」や「Crown of Seeds」のコストを支払う場面で活躍します。




ただ、長期戦で活躍する性能とは裏腹に“Blade Break”持ちなので、一度でも防御に使用してしまうと壊れてしまいます。
なので、防御を目的にした装備品には成りえません。
リソース生成も3ターン毎なので、試合の経過ターン数とヒーローのライフが少ないBlitzでは使い所がむずかしい装備品でもあります。
他の胴装備品との比較


Bravoの胴装備といえば「Tectonic Plating」が第一候補に上がります。
「Anothos」の条件を満たすためにも相性がいいので、彼にとってまさに「鉄板」です↓
もしくは、「Sift」や「Potion of Luck」などのドローカードを採用する構築では「Earthlore Bounty」が選ばれます。
単純な防御性能では、この2つの防具には敵わない「Tunic」ですが、防御値を必要としないWizard対面では、これらのGuardian装備より「Tunic」が優先される場合があります。
Wizard対面では、こちらの攻撃によるリソース切れを狙った切り返し時に、「Tunic」生成のリソースで「Oasis Respite」を使用することができるからです。
とはいえ、大抵の場合は「Tectonic Plating」を着ている方が攻守ともに安定するので、Bravoが優先的に「Tunic」を採用することはあまりありません。
この先、他の装備品や新カードの登場で評価が変わるかもしれませんが、現状ではBravoにとって「CoP」や「Tunic」は、「あればうれしい」くらいの装備品だと感じています。
もちろん、普段のゲームの中で「いまCoPがあれば上手く回った!」とか「ここでTunicがあったらよかったのに!」と思える場面に出会ったら、それはあなたにとってこれらの装備品が必要なんだと思います。
もしそうでないのなら「まだい〜らない」って自分に言い聞かせましょう。
僕もそうすることにします(笑
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
高い装備品の購入を考えてるなら、ちょっと待って!!