こんちゃ!ジーロンです。
「Talisman of Recompense」って?
Go again
あなたがカードをピッチするたび、あなたが正確に「1」リソースを獲得する場合、代わりに「Talisman of Recompense」を破壊し、 「3」リソースを獲得します。
「Talisman of Recompense」は、“Everfest”に収録されているアイテムカードです。主に赤帯をピッチした際の「1」リソースを「3」リソースに増やしてくれる力を持ってます。

アイテム自体はActionカードなので、場に出すためにAP(アクションポイント)を消費します。大抵のアイテムは自身を破壊することで発動する能力を持っていますが、この能力が起動型の場合は別途APが必要です。
「Talisman of Recompense」のメリット
僕たちGuardianが「Talisman of Recompense」を採用する目的は「リソース事故(手札事故)」を防ぐためです。
Guardianの“Attack Action Card”は、コストが重たい上に“Go again”が無いので、基本的に1ターンに1枚しか打てません。
なので、相手の手札を剥ぎ取ってテンポを取り返すのには大変苦労します。
「Anothos」を6点で振ったり、4コスト以上の“Attack Action Card”をプレイするには最低でも2枚の手札が必要ですし、“dominate”でライフを削り切るために Bravoを起動させるのにも、多くのリソースが必要になります。
特に、Bravoがフィニッシャーとして使用する↓
- Macho Grande
- Spinal Crush
- Crippling Crush
- Pulverize




…これらのカードは、プレイコスト+Bravo起動で7〜9リソース必要なので、手札に青帯が2〜3枚(Seismic Surgeがあっても)ないと決め手にはなりません。
「Pulverize」は、前のターンに“Heave”しておけば実質7コストで使用できます。
相手のライフは残りわずか、こっちは装備品も残ってる、Arsenalにフィニッシャーを伏せて、4枚ドロー!!
…(いける!4枚中3枚が青帯ならいいだけだ!デッキの四分の三は青帯だし大丈夫!!)
バンッ!!青!赤!赤!青!(詰んだ…)
なんてことは、実際けっこうな確率で起こります。これが“Heave”した「Pulverize」なら、ほとんどArsenalが封印されたようなものです。
焦らなければ、試合終盤の手札ほどピッチスタックで調整できるものの、攻撃手段が武器中心のウォーリアーとかが相手の場合、早々に攻め立てるのも一つの手です。
目の前にチャンスがあれば、それに賭けたくなるのです。
話が少しそれましたが、そんな不運の手札事故を防ぐ「保険」になるのが「Talisman of Recompense」です。
先述の「Pulverize」の場合、dominate付与を含めて必要なのは「9」コスト。
(“Heave”で “Seismic Surge”×3が場にあるとして)
「9」リソースを生み出せる手札のパターンは↓
これが、「Talisman of Recompense」を利用すると↓
…というふうになり、「Macho Grande」や「Spinal Crush」なら手札全てが赤帯でない限りプレイできます。
体感では、手札に赤2〜3枚が回ってくるのはよくあることなので、「Talisman of Recompense」が場にあると、かなり手札事故を防いでくれる印象です。
「Talisman of Recompense」採用の注意点
しかし、そんな「Talisman of Recompense」にも注意点があります。
- 黄帯であること
- 防御値がないこと
- 効果は選択できるものではなく「強制」
アイテムカードは青帯が多いのですが、「Talisman of Recompense」は黄帯なので「手札事故を防ぐために採用したタリスマンで手札事故になった」なんてこともあります。
あと、アイテムには「防御値」がないので防御札としては使えません。
そして、これが一番重要。「Talisman of Recompense」の能力は「強制」です。
場にある「Talisman of Recompense」は、あなたがピッチで「1」リソースを得るタイミングで強制的に破壊され「3」リソースを生み出します。
なので、「Talisman of Recompense」を場に出してしまうと、必要なタイミングまで温存すには、赤帯をピッチできなくなります。
「Show Time!」との組み合わせ
「Talisman of Recompense」を使用する時の例をひとつ紹介します。

一緒に使いたいカードは「Show Time!」です。具体的な流れは次の通り↓
…これで、もし知性分のドローに赤帯が3枚含まれていても「Show Time!」の効果で手札を1枚引けるので、ほぼ確実にダメージをねじ込むことができます。
採用するには色々と気をつけなきゃならない「Talisman of Recompense」ですが、ピン刺しで採用しておくと、結構いい仕事してくれるかもしれませんよ?
ぜひお試しあれ〜。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
あと青帯1枚あれば勝てたのに…。