こんちゃ!ジーロンです。
「Withstand」って?
「Withstand」は、カードタイプが “Guardian Instant”の珍しいカードです。Instantのタイミングで自分が防御に使ってる“Guardian Off-Hand”の防御値を強化する効果があります。



このターンに対象の“Guardian”が “Off-Hand”で防御すると、コンバットチェーンが終了するまで、防御値が「+n」される。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
赤帯の「Withstand」なら2コストで防御値「+6」だから、”Off-Hand”と合わせて防御値「7〜8」くらいは期待できそうです。
ん?ちょっと待てよ?
2コスト(最低でも1枚ピッチ)で「Withstand」を使うなら手札が2枚減る。それなら、手札を直接防御に使ってもいいんじゃないか?それなら「Withstand」の枠を別のカードにできるし…。
…って感じたそこのあなた。その気持…わかります!が、あえて「Withstand」を採用するのには大きな理由が2つあります。
- 「Withstand」はDefenceカードに含まれない
- 「Rampart of the Ram’s Head」との相性の良さ
「Withstand」はDefenseカードに含まれない
例えば、相手の攻撃にdominateが付与されてた場合、こちらが使用できる防御札は1枚だけです。
しかも、この枚数制限には”Defence Reaction”も含まれます。
(Arsenal からだと“Defence Reaction”は使用できます。)
Guardianには強力な“Defense Reaction”が存在しますが、dominateの前ではそれらが何枚あっても無意味なのです。
しかし、dominateが付与された攻撃に対して「防具」の使用には枚数制限がありません。
なので、「Withstand」をつかった“Off-Hand”の強化は、dominateによる被ダメージを防ぐ手段になり得るのです。
「Rampart of the Ram’s Head」との相性の良さ
いくら“Off-Hand”がdominate対策になるといっても、これらは「防具」なので使用するたびに耐久力が下がり、やがて壊れてしまいます。
一度や二度の使用で壊れるなら「Withstand」を採用しても上手く回らないかもしれない…。せめて防御値が低くても壊れない「盾」があればなぁ…。
タララタッタタ〜♪
はい!「Rampart of the Ram’s Head」〜
「Rampart of the Ram’s Head」
…というわけで、この羊頭の登場です。
この”Guardian Off-Hand”は、使い続けても壊れません。

あなたが「Rampart of the Ram’s Head」で防御するたび、あなたは「1」コストを支払ってもよい。そうした場合、そのターンの間「Rampart of the Ram’s Head」の防御値は「+1」される。
正直、「Rampart of the Ram’s Head」は単体だと扱いが難しい装備品です。(あとメッチャ高価!)
相手のターンに「Rampart of the Ram’s Head」のためだけに手札をピッチするのはもったいないし(たぶん生み出したリソースが多くて無駄になる)、起動しても防御値「1」にしかなんないなら、直接手札で防御したほうがいいから。
ただし「Withstand」と組み合わせると、アラ不思議。このひつじさんは良い仕事してくれるのです。
ひつじ頭で耐える!
具体的に見ていきましょう。仮にあなたが今、相手のヒーローから攻撃値「8」(dominate付き)の攻撃を受けているとします。通常なら手札1枚の防御で「5」ダメージほど食らってしまう場面です。
相手の攻撃に対して「Withstand(赤帯)」を使用。対象は自分のヒーロー。
青帯ピッチ:残りリソース「1」手札2枚
手札から1枚防御(防御値「3」のカード)につかう。
防御値「3」:手札1枚
「Rampart of the Ram’s Head」を防御につかう。
防御値「3」+「6」(「Withstand」の効果):手札1枚
残りの「1」リソースで「Rampart of the Ram’s Head」を起動。
防御値「3」+「6」+「1」:手札1枚
…ってな感じで、dominateの影響を受けながら、手札3枚分で防御値「10」が実現可能です。ちなみに、Arsenalを活用すれば手札2枚分でも可能。「Withstand(青帯)」だとトータルの防御値が「8」に下がるけど、他の場面でリソースの管理がしやすくなります。
「壊れない盾」もうひとつの選択肢
「壊れない盾」というだけなら、もうひとつ「Seasoned Saviour」があります。
Battleworn:この防具で防御した場合、コンバットチェイン終了時に、防御値に「−1」カウンターをひとつ置く。この効果で置かれた「−1」カウンターによって、防御値が0になっても防具は壊れない。
ただ、こっちは使うたびに「−1」カウンターがのっかるから、やっぱり「Rampart of the Ram’s Head」の方が安定しそうです。

“dominate”はGuardianの得意技だからミラー戦じゃないかぎり大丈夫だよぉ
なんて油断してたら「Dash」相手に痛い目みるぞ!(僕みたいにナッ!)
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
今回は、「Withstand」をつかった守り方を紹介するぞ〜。