こんにちは。ヒロユキです。
HTMLには、たくさんのタグが存在します。
これらのタグには「要素」や「属性」といった用語があって、これらを正しく理解しておくとコードの仕組みを理解するのに役立ちます。
マークアップの基礎知識として、タグの用語も知っておきましょう。
この記事に書いてること
マークアップの基礎知識として知っておきたいタグの用語

用語を覚えるのって大変だよね。でも、コードの仕組みを理解できるメリットもあるんだぞ。
タグの用語はコードの記述に迷ったときに検索したり、仕組みを理解するためにも理解しておいたほうがいいのです。
実際のタグやソース画面を見ながらおぼえていきましょう。
開始タグと終了タグ
HTMLは、いろんな種類の「< >(タグ)」が集まって構成されます。
例えば見出しに使う「<h></h>(hタグ)」で、タイトルの「つみきのーと」を表現してみます。↓
<h1>つみきのーと</h1>
この場合は、hタグで「つみきのーと」を囲みます。
<h1>つみきのーと</h1> ←開始タグ
緑色の<h1>が「開始タグ」。
<h1>つみきのーと</h1> ←終了タグ
青色の</h1>が「終了タグ」です。「終了タグ」の特徴は「/(スラッシュ)」が付いてることですね。
開始タグと終了タグで、表現したいコンテンツ(!)を囲むのが基本です。
コンテンツ
<h1>つみきのーと</h1> ←コンテンツ
オレンジ色の文字列(今回は「つみきのーと」)のこと。開始タグと終了タグに囲まれた、文字列の名称。
要素とマークアップ
タグの「要素」とは、「開始タグ+コンテンツ+終了タグ」の全てをひっくるめたもののこと。
<h1>つみきのーと</h1> ←要素
そして今回のように、コンテンツをタグで囲んで表現することを「マークアップ」と呼びます。
空要素(からようそ)
要素には、</(終了タグ)>がない「空(から)要素」と呼ばれるものがあります。
例えば画像を表現する「<img>(イメージタグ)」には、</img>という終了タグは存在しません。
「photo.png」という画像ファイルを、Webページ上に表現したい場合は↓
<img src="img/photo.png">
↑こういった記述になります。終了タグは、いらないんですね。
「hタグ」のように囲むコンテンツが無い要素なので、「からっぽ」の要素という意味の「空要素(からようそ)」と呼ばれます。

終了タグは要素を閉じるから「閉じタグ(とじたぐ)」って呼ぶこともあるぞ。
親要素と子要素
HTMLでは、下記のようにタグを段階的に表記します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja"> ←1段目
<head> ←2段目
</head>
<body>
<img src="img/photo.png">
<h1>つみきのーと</h1> ←3段目
<p>プログラミングと仲良くなるブログ</p>
</body>
</html>
この段階を、一段降りると「子要素」、一段登ると「親要素」となります。
例えば、<html lang=”ja”>の子要素は<head>タグ。
<h1>の親要素は<body>タグといった具合です。
「CSS」を使って何らかの効果をタグに付与する場合、その効果は「親要素→子要素」の順に継承されます。
属性名と属性の値
空要素の場合は、表現方法に「属性名」と「属性の値」を使います。
<img>タグの場合、imgのあとに記述された情報のことを「属性」と呼びます。
<img src="img/photo.png"> ←属性
さらに、属性の左端にある「src(ソース)」のことを「属性名」。
<img src="img/photo.png"> ←属性名
属性名に割り当てられた情報を、「属性の値」と呼びます。
<img src="img/photo.png"> ←属性の値

属性の値は「””(ダブルクォーテーション)」で囲むことが多いみたいだね。
タグの用語を知っておこう まとめ
- <h>→開始タグ
- つみきのーと→コンテンツ
- </h>→終了タグ
タグに付与された効果は、親要素→子要素に継承される。
空要素には、終了タグが存在しない。
属性=属性名に属性の値を割り当てたもの。
おつかれ様でした。すこし覚える内容が多かったですね。
しかし、今回紹介したタグの用語はごく一部で基本的なものです。
あとは実践の中で、活用しながら覚えていきましょう。
それじゃまた。ヒロユキでした。
「要素」…。「属性」…。なんだかムズかしそう。