こんちゃ。ジーロンです!
「Frostbite」って?
「Ice」のカードには、「Frostbite」を生み出せるものが多くあります。



「Frostbite」は、相手ヒーローのコントロール下に生成されるトークンなので、このテキスト効果は相手ヒーローが患うことになります。
あなたがコントロールするカードと起動型能力には、追加で「1」コストが必要です。あなたのエンドフェイズの開始時、またはあなたがカードをプレイするか能力を起動するとき、「Frostbite」を破壊する。
条件に合う行動の度に、コストを「1」追加させる「Frostbite」。
これを押し付けられると、行動が制限されるだけでなく、これまでに積み上げてきた「企み」自体がご破産しかねない。
しかし、効果を正しく把握しておけば対策もしやすくなるので、詳しく見ていきましょう。
「Frostbite」の効果対象
「Frostbite」の効果の対象になる行動は大きく2種類で、「カードをプレイするためのコスト」と「起動型能力」です。

「カードをプレイするためのコスト」は、なんとなくわかるけど「起動型能力」ってなんだ?
…と、疑問に思われるかもしれません。
わかりやすくに説明するために、実際のカードテキストを見てみます↓
効果の対象になる行動
「Frostbite」の効果は次の場合に適用されます。
- カードのプレイコスト
 - 起動型能力のコスト
 
カードのプレイコスト
カードのプレイコストは、カードの右上に数字で表記されています。
「Frostbite」の効果が適用されると「0」→「1」、「1」→「2」というふうに追加で「1」コストが必要になるのです。
この時「Frostbite」が2つ存在していると、追加コストは「2」になります。
「Frostbite」の数だけ追加コストが増えていくので注意しましょう。
起動型能力のコスト


起動型能力のカンタンな見分け方は「:(コロン)」です。
FaBのカードテキストでは、起動型能力の箇所に「起動能力コスト」と「効果」の区切りとして「:(コロン)」が記載されています。
カードによって起動型能力の種類は違うので、それらは「Instant」や「Attack Reaction」だったりと様々です。
しかしこれさえ覚えておけば、その能力が「起動型」か否かをカンタンに判断できます。
例えば「Snapdragon Scalers」の場合、「Frostbite」を患っていると、起動のためのコストは「Snapdragon Scalersの破壊」と「1コスト」ということになりますね。
効果の対象にならない場合
「Frostbite」の効果は次の場合には適用されません。
- 誘発型能力
 - 常在型能力
 
誘発型能力
「If(もしも〜なら)」や「When(〜した時)」などがテキストに含まれている場合は、誘発型能力の場合が多いです。

何かしらの条件を満たす行動に対して発動する(させる)能力には、「Frostbite」の効果は適用されません。
常在型能力
それらのカードがアリーナに存在する限り、効果が適用され続けるのが「常在型能力」です。

主にヒーローの能力で多く見られる「常在型能力」。
“このカードが場に存在する限り〜する” などのテキストも「常在型能力」に含まれます。
「Frostbite」の注意点
あなたがコントロールするカードと起動型能力には、追加で「1」コストが必要です。あなたのエンドフェイズの開始時、またはあなたがカードをプレイするか能力を起動するとき、「Frostbite」を破壊する。
「Frostbite」を生み出して利用する側の注意点が3つあります。
例えば、場に3つの「Frostbite」が存在してるとしましょう。
効果対象を見つけた「Frostbite」は、全て同じ対象に効果を適用した後、破壊されます。
対象となった行動には「3」コストが上乗せされ、もしも相手が「Frostbite」自体に対応する行動を取れば、「Frostbite」の対象が移り、対応するためのプレイコストや起動コストが「3」多くなります。
ということは、1枚目を追加コスト込みでプレイすれば、2枚目以降は通常のコストで使用できるということ。
また、相手がこのターンにプレイコストや起動型能力を使用しなかった場合、相手のエンドフェイズ開始時に「Frostbite」はすべて破壊されます。
1つでも相手に押し付けることができれば、かなり強力な「Frostbite」ですが、無理に行動しなくても勝手に壊れるので、上手くやり過ごされるとムダになってしまいます。
テンポを取り返す時や、体制を立て直すために上手く使っていきたいですね。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!




















これはとっても厄介…。