こんちゃ!ジーロンです。
CCが遊べる大型イベント
いや〜先日ですね。広島でCCが遊べるイベントがあったんですよ!
僕もエントリーさせてもらって、とってもに楽しみにしてたんですが…。
開催日直前に、コロナの濃厚接触者になってしまって…今回は参加を自粛することになりました。
…出たかったぁ〜(;_;)
ほんでですね。今回このBRCに持っていこうとしてたデッキがこちら↓
≫「Sledge Betsy」(FaBraryリンク)
色んなハンマーがある中で、ちょっとクセのある「Sledge of Anvilheim」を主軸にしたデッキなんですが、なんだか消化不良なもんで、ここで紹介させてください!
Sledge of Anvilheim
「Sledge of Anvilheim」は、4コストで6点の攻撃値を誇る両手持ちの大型ハンマー!!
攻撃値6ってのは強力なんですけど、これ…振るために4コスト必要だから、青1ピッチじゃ振れないんですよ。
なんという不便!超重量級!
…とはいえ、定番の「Anothos」も攻撃値修正のために2枚ピッチしてるわけだから、たま〜に振れない場面が出てくるだけで、実際は「Sledge」も同じようなもの…ダネ ゚∀゚ )
僕ですね。この不便な大鎚が好きなんですよ。
まず見た目がカッコいいのは勿論なんですが、この力任せで不器用な感じがGuardianっぽくて良いなぁって思います。
…いやいや。
見た目だけじゃなくて性能面でも、ちゃんと良いところがあるんですよ。
ピッチゾーンを参照しない
まず、「Anothos」や「Titan’s Fist」と違って、ピッチゾーンのカードコストを参照しない。
だから、コストさえ支払えば安定して6点を繰り出せる。
「守る→ハンマー振る」は、Guardianの基本ですが、「Anothos」や「Titan’s Fist」みたいに、ピッチゾーンを参照するハンマーの場合、よりよい攻撃のためには、3コスト以上のカードを1〜2枚手札に残しておく必要があります。
でもね、「Sledge」の場合は、コストを支払えばいつでも最大火力が約束されてるわけです。何を当たり前のことを…って思うかもしれませんが、この気持ち…Guardianプレイヤーならわかってくれるはず。
「Anothos」の条件達成のために、泣く泣く採用を諦めたGuardianクラスのカードたち、たくさんあるんです。そんな彼らに再び可能性を与えてくれるハンマーが「Sledge of Anvilheim」ではないでしょうか!!
…ってなわけで、「Staunch Response」とか「Sink Below」や「Oasis Respite」で、防御が分厚い構築にしても、青ピッチ1枚と「Tunic」もしくは “Vigor”のリソースを上手く運用すれば、手札3枚分を防御に回しても「Sledge」振り続けられるんじゃね?ってのが、今回のデッキコンセプトです。
基本的な回し方
1.リソースを絞り出す
コンセプトに忠実なプレイのためには、「Sledge」を振るために青1ピッチでは足りません。なので、足りない“1リソース”をどうにかして手に入れたい。
そのために「Tunic」は有効な手段ですが、これだけだと3ターンに1度しかリソースを獲得できないので、“Vigor”トークンも合わせて活用していきます。
“Vigor”を生成するカードは、HVYで多く登場しましたが、今回の構築にあたって僕のお気に入りは「Slap-Happy(能天気)」。
このターン、次にダメージが与えられる場合、そのダメージを2点軽減する。そうした場合、“Vigor”トークンを生成する。
「Slap-Happy(能天気)」は、ダメージを軽減しながら“Vigor”を生成できるので、今回の構築にはバッチリ噛み合ってます。ARやADのケアにも役立つのでオススメ。
個人的にはイラストも好き。
プレマほしい(笑)
他には、“Vigor”生成役として「Lead with Heart」や「Pint of Strong and Stout」も採用しています。
「Lead with Heart」は「Sledge」を9点ハンマーにパンプさせながら“Vigor”を生成できるし、「Pint of Strong and Stout」は、ゲーム開始時に先行後攻関わらず、初手から気持ち良くなって(“Vigor”の準備ができて)、次のターンに酔った勢いで振り下ろす「Sledge」は7点になります。
「Clash of Vigor」も、“Vigor”を手に入れるための優秀なカードですが、DRやNACが多い構築では、序盤でClashに勝つのは難しくなります。なので、「Clash of Vigor」が1周目に手札に回ってきた場合は防御札にせず、ピッチして2周目以降に温存したい。
ピッチスタックを練習中でも、「Clash of Vigor」をピッチした後の4枚目までのカードを覚えてると、安心して防御に差し出すことができます。
2.DRでしっかり防御
Betsyの構築はいろいろ試してるんですが、攻撃寄りにするとGuardianの堅さが薄れるし、防御寄りにするとBravoやVictorのような圧が足りないし、どちらに寄せても中途半端になってしまうのが悩みです。
今回の構築では、Guardianの基礎に立ち返るつもりで「6点ハンマーでしっかり圧を掛けながらピッチスタックを意識する」ことを目標にしました。
なので、「Sledge」を振るためなら、多少の被ダメも許容する必要があります。毎ターン安定して6点の攻撃を繰り出すと、相手もそれを無視することはできません。
結果、防御に手札を消費させると、相手の次の攻撃は弱体化します。
もし、相手が防御なしでビッグターンを狙ってきた場合や、厄介なオンヒット効果のあるAACが飛んできた場合は、「Staunch Response」や「Oasis Respite」で、しっかりとケアしながら耐えて、「Sledge」のペースへ戻します。
こちらの攻撃時に必要なのは、青1枚と1リソースのみ。序盤は無理してAACをプレイする必要はありません。他はすべて防御に使えます。じっくりいきましょう。
3.ピッチスタックを意識
「Staunch Response」は、1枚で大きな防御値を獲得できるDRです。その他「Oasis Respite」や「Unmovable」も同様に、リソースこそ必要ですが、本来なら2〜3枚のカードが防御札として墓地へ送られる場面を、1枚の消費でケアしてくれます。
これは、ピッチスタックを加速させるのにも役立ちます。
ピッチしたカードを、2周目以降の山札として積み上げていくピッチスタッキングは、ロングゲームが得意なGuardianらしさであり、FaB特有の面白さのひとつですよね。
ピッチしたカードを記憶するのは、かなりハードルが高く感じますが、全て完璧に覚えられなくても、初めは「4枚で何ができるか」を考えてみるのが良いと思います。
例えば今回の構築だと、デッキ枚数を60枚ちょうどにしているので、なにか特殊な状態(トップ追放やシャッフル)が無いかぎり、毎ターン手札を使い切れば15ターン目のドローで山札が一周して、ピッチスタックした手札が始まります。
第1ステップとしてスタッキングの際に、「青→青→赤→青」や「青→青→赤→赤」のように、4枚1セットとして色の繋がり方や割合を覚えておきます。
最低でも手札に青2枚、もしくは青1赤1があれば、残りの2枚を防御札にしながら「Sledge」を振ることができます。なので、赤4枚が連なるようなスタッキングは手札事故に繋がるためNG。青1赤3などもできれば避けたいところです。
次のステップとして、色の繋がりにキーカードを差し込みます。
たとえば「Spinal Crush」をピッチした場合、2周目のプレイには青2枚が必要です。
「Spinal Crush」の前後は青のカードをスタックしとこ〜とか、赤のピッチが続いてるから「Spinal Crush」はArsenalに伏せよ〜とか考えながらプレイできると、バッチリです!
4.AACで反撃開始
山札が一周した頃には、お互いにライフも山札もいい感じに削れてきます。まだまだ「Sledge」を振り続けてもいいけど、DRの質も落ちてくるので、そろそろ反撃を開始しましょう!
③で意識したピッチスタックができていれば、「Bet Big」や「Wage Gold」にBetsyの能力でOverpowerを付与してライフを詰めていきます。この2枚のどちらかでもヒットすれば“Gold”が貰えるので、勢いに乗ることができます。
“Gold”が手に入ると「Good Time Chapeau」の効果でWager付与が可能になり、「Sledge」や「Spinal Crush」にもBetsyの能力でOverpowerが付けられます。
この連鎖が決まると気持ちいぃ。
Betsy!!って感じです。(語彙力)
マイナー×マイナー
今回の「Sledge Betsy」は、試し始めてまだ新しいんですが、個人的には案外プレイしててしっくりくるというか、安心するというか、Guardianしてるなぁって感じが好きです。
どのくらい好きかというと「Sledge」を光らせてしまうくらい!
しばらくは、Betsy×Sledgeで遊んでみようと思います。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
息をするように大鎚を振る…そんな構築目指しました。