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【FaB】走り出せ!!「Mischievous Meeps」放っておけない憎い奴

こんちゃ!ジーロンです。

みんな彼らを放ってはおけないね。

Mischievous Meeps

これがヒーローにヒットした時、そのヒーローがコントロールするコスト2以下のアイテムのコントロールを得る。そうでない場合は、カードを1枚引く。
Go again

Mischievous Meeps」は、「Dusk until Dawn」で登場したGenericカードです。

この可愛い子猫(?)のような生物「Meeps」は、攻撃がヒーローにヒットすると、そのヒーローが場に出している「アイテム(2コスト以下)」をひとつ奪うことができます。

もし、相手の場にアイテムがなくても、その代わりに山札を1枚引けるので、ヒット時効果が完全に無駄になることはありません。

イラストから滲み出るEVR感も良きですねぇ。

今回は、そんな「Meeps」についてBravo目線で考えていきたいと思います。

ヒットを狙うのは難しい

Mischievous Meeps」は、赤帯の1コスト攻撃値2防御値2とお世辞にも強いとは言えない性能です。

“Go again”とオンヒット効果があるとはいえ、なかなか渋い。

攻撃値2は、1枚の防御札で確実に止められるし、その気になれば装備品だけでも止まります。

「そんなのヒット狙えないじゃん」

…と感じるのは否めない。

しかし、「Meeps」にだって出来ることはあるはず!

手札の「1:1」交換

まず、「Mischievous Meeps」のオンヒット効果を見て最初に思い浮かぶのは、“Mechanologist”への対抗手段ですね。

特に、いくつかのアイテムを駆使してピストルを連射する“Control Dash(コンダ)”は、Bravoにとって天敵です。

相手がDashなら「Meeps」のヒットを許すことはまずありませんが、アイテムによる軽減効果などが無ければ、ほぼ確実に防御札を切ってくれるため、手札の1:1交換が可能となります。

しかし、アイテムが揃ってしまった試合後半では、こちらの手札にも余裕がないので「Meeps」の出番はありません。

活躍の機会があるとすれば、Dashのアイテムが整っていない試合序盤。

Bravoが“Control Dash”を苦手な理由は「攻めきれない」点にあります。

1ターンに1度、大きなコストのAACで大きな一撃を与えるGuardianのスタイルでは、多少ダメージの滲みはあっても防御札が2枚あれば、大抵のCrushは防がれてしまいます。

一方、Dashはピッチによって実質山札を消費せずに、多段的に2〜5点のピストルを打ち込んできます。

なので、アイテムが十分に揃っていない序盤から全力で畳み掛けないと、長期戦になると勝てる見込みはありません。

そこで、「Meeps」に期待したいのは「マスブロの分散」です。

Dashにとって、マストブロックである「Mischievous Meeps」から攻撃を始めることで、手札(アーセナル)を1枚剥がした状態から、本命の攻撃に移ることができます。

Meeps→ZealousAnothos

もともとは「Tectonic」を起動させる動きを「Meeps」に変えただけの定番の流れ。

Meeps」の1:1交換後、合計11点の火力でダメージをねじ込みます。

おそらくDRなどで防がれるとは思いますが、相手の手札にかかる圧が少し強くなります。

Meeps→Debilitate

「Debilitate」はCrushすると、相手の最初のattack攻撃値が「−2」されます。

青ピッチ2枚(6コスト)で“Surge”が割れていれば、dominate付与を考えてもいいですし、Surgeサイクルを保ちつつ攻撃することも可能です。

序盤のピストルは、2点を複数回の場合が多いので、Crushすると初撃は無効化できます。(初撃AACの場合は話が違う)

Meeps→Spinal Crush

青ピッチ2枚で、Meeps→Spinalの流れは、ミープとCrushを防ぐために、少なくとも3枚の防御札が必要になります。

事前に“Seismic Surge”を生成しておけば、Surgeサイクルを崩さずに済みます。 

Meeps→SP

要求される手札が多いのでかなり大振りですが、一応青ピッチ3枚あれば、Meeps→SPも可能です。

“Surge”が割れていれば、SPにdominate付与まで見えてきます。

この他にも、青ピッチ1枚の「Meeps」から、CnCや「Erase Face」を繰り出すのも「ちょ待っ!」な展開になって、相手が嫌がるのでオススメですね(笑)

Mechanologist 以外にだって走り出す!

どんなヒーローだって「1draw」させるリスクは高いので、“Mechanologist”以外の対面でも「Meeps」が1:1交換になれる可能性はあります。

また、序盤から殴り合い必須の“Ninja”対面や、“Boltyn”戦ではきっと、走ってくるミープの対処に悩んでくれるのではないでしょうか。

手札を温存したい場面でのマスブロ攻撃は、最高に厄介です。

しかも、「SP」のような全力の一撃や、CnCのような最後の締めならまだしも、小手先の初撃「どっちでもいいよ」って感じの「Meeps」は、受ける側にとって、無視するのもチョットためらう絶妙な攻撃。

「あの手札ならどうせ一回しか殴ってこないし」

なんて油断してる相手には、可愛い「Meeps」を放ってやりましょう。

Dragonにだって立ち向かう!

現在のTier1に君臨するDromai戦でも、一部のDragonにだって「Meeps」は立ち向かいます。

特に、マスト撃退の「Miragai」に並ぶ「Cromai」や、厄介な初撃担当「Kyloria」を倒せるのは個人的に◎。(重要なMiragaiは無理だけど)

Dragon対策として、Bravoの構築では「Zealous」や「ES」が注目されてますが、“Go again”の幅を広げるために「Meeps」なんていかがでしょう?

え?デッキ枚数に余裕がない?
それに防御値も頼りないだって?
そんなっ!彼らはこんなに可愛いのに!?

さて、色々考えてみましたが、決して採用の優先度は高くないであろう「Mischievous Meeps」。

しかし、一度走り出したらその可愛さ故に(?)
無視は出来ないおもしろい性能をしています。

普段ゲームで見かけることも珍しいので、きっと相手の反応も楽しめると思います。

機会があればお試しあれ。

それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!

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