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【FaB】Betsyと参加した「Battle Hardened 広島」結果報告

こんちゃ!ジーロンです。

FaB漬けの2週間でした!

WorldTour 広島

https://fabtcg.com/ja/

World大阪の熱も冷めやらぬ中、広島で開催された「World Tour 広島」。

11月8日(金)〜10日(日)の3日間イベントに参加してきました。

Worldの記事も書いてる途中だけど、勢いで先にこっちが書き上がったので順番が前後します!笑

金曜の「SuperArmory」と、日曜「ProQuest+」は、BLITZフォーマットだったので「Bravo」で参戦↓

あっちもこっちも目に入るのは、競技イベントの配信やSNSで見かける強豪プレイヤーばかりで、かなり魔境なArmoryだった。

競技イベントに参加するときは、フォーマットがCCなので、BLITZで海外プレイヤーと遊べるのは貴重な体験だったし、日曜は午後からLLのイベントもあって、初めてLLに触れられる機会を楽しめました。

Battle Hardened 広島

今回のイベントで、僕の本命は「Battle Hardened 広島」。

正直、前日までどのヒーローで参加しようか迷ってたけど、やっぱり今まで良い結果を出せてないベッチーで勝ちたい!ということで「Betsy, Skin in the Game」で参戦。

BH広島3-3(FaBrary)

前回のPQ↑では、耐久寄りのスレッジ構築でしたが、今回はメインから赤RDを取り除いた、かなりインファイトなリストを用意しました。

ギャンブルヒーローの本質

ベッチーSPは4コストなので、自身のヒーロー能力と合わせて青2ピッチあればダメージを押し込めるヒーローです。

しかし、“Wager(賭け)”を防がれたときの反動も大きいので、相手ヒーローの構築の特徴や装備品の有無を把握しておかないと、上手くダメージを通すことができません。

…とはいえ、僕には他のヒーローに対する深い知識もないし、対面経験も浅いので、今回意識したのは1つだけ「相手に尋ねる」ことでした。

「尋ねる」といっても。実際に「どういう構築ですか?」とか「手札にDRありますか?」なんてことを聞くわけじゃないんです。(そんなことしてたらジャッジ案件です)

なら、どういうコトかというと…

例えば、SPプレイ時に“wager(賭け)”する場合、青2ピッチしてるなら、ヒーロー効果で“OverPower(凌駕)”を付与するのは、最も効率的で必然の流れです。

だって、そうすれば相手の防御を抑制して、“wager(賭け)”に勝てる可能性が上がるし、P+1されるからダメージも稼げます。

でも、もし僕が対戦相手でベッチーがそれをしてこなかった場合、浮いた2リソースと残った手札、またはArsenalから予想するのは、みなさんご存知「Pummel」の存在です。

実際、今回のリストには、計9枚の「Pummel」が入っていて隙あれば“パメる”つもりでしたが、SPプレイ後に残した手札がそれでない場合も、最終的にリーサルを狙う時以外は、ヒーロー効果は使用せず、常に浮いた2リソの存在を相手に提示しました。

経験豊富なプレイヤーは、僕の何倍もいろんな景色が見えています。

だから、みんな当然のように勘付きます。

あの見えてるカードは「Pummel」の可能性がある。と

SPの攻撃値8に対して、これを止めるために手札のみなら3枚、装備品を含めるなら1~2枚の防御札が必要ですが、「Pummal」が飛んでくることを前提にした場合、追加のハンデスを嫌うなら、パンプ値を加味したうえで、さらに追加の防御札を考えざるを得ません。

だから今回、敢えて浮かせた2リソースを通じて相手に尋ねました。

「この状況で、今のあなたならどうしますか?」

ブラフでもいい

対戦相手の次の行動を予測するためには、多くの対戦経験とカードプールの把握が不可欠です。

今の自分にそれが足りていないのは明らかで、それでも手練れのプレイヤーたちに食らいつくには、「尋ねる」ことで、より多くの選択肢を相手に投げつける必要があると考えました。

通常、「Pummel」は赤帯のみの採用が一般的で、たまに青、黄色まで入れると変態(これ褒め言葉ね)です。

「Pummal」の可能性を匂わせるうえで、今回のような3色採用は相手に投げつける選択肢の幅とその回数を増やしてくれます。

幸い、Betsyはマイナーヒーロー(自分で言ってて悲しい)なので、おおまかな構築の正解なども定まっておらず、愛好家の数だけ型があります。言わば行動が未知数。

そんなよくわかんないヒーロー(おいっ!)が、なんか企んでるのが透けて見える。

鬱陶しいですね。でも無視できない。

もし仮に「SP→Wager→OverPower!!」のような、自分の中で最適化したプレイをした場合、それは相手にとってあくびが出るほど単調でわかりやすい行動だと思います。

ブラフでもいいんです。ハッタリかましてやりましょう。

SPヒットで何が起こるか

最後に、まだBetsyのことをよく知らない方へ、試合運びの鍵となるSP2種の紹介をしようと思います。

ビッグ・ベッツ

「ビッグ・ベッツ」で賭けるのは「金貨「剛力」「活力」の3つです。仮にこれらをBetsyが手に入れたとして、それほど大きな意味があるようには思わないかもしれません。

ですが、このセット↑結構うれしいハッピーセットです。

例えば、「Good Time Chapeau」の効果を使って、防御札2枚じゃ防ぎきれない“OverPower(凌駕)”付きのP8「CnC」や、P11「Spinal Crush」が生まれるかもしれないし、P9 「Macho Grande」がゲームを終わらせるかもしれません。

酔い潰し

「酔い潰し」で賭けるのは手札です。攻撃がヒットすると手札を捨てさせられるため、「Pummel」が乗ると合計2枚の手札を失います。

攻撃が外れたら手札を捨てなきゃならない状態で、リソース浮かして手札を構えてる状態が対戦相手の目にどう映るか、駆け引きが楽しい場面です。

もし、相手による過剰気味の防御で“wager(賭け)”に負けたとしても、その場合は相手に与えたメリットよりも、「相手ターンの弱体化」や「装備品の使用」といった、こちらが得られたもののほうが大きいのでOK。

今まで、僕はとにかくWagerに勝つために手札を使い切ってでも、全力で殴りかかってましたが、今回の「尋ねる」プレイを意識することで、序盤から装備品を引きずり出したり、ブラフの手札をArsenalに移して継続的な「これ…Pummelかもよ?」の状況を作ることができました。

結果としては、勝率5割。

https://twitter.com/zeeron_fab/status/1855202804698390801

もちろん、すべて思い通りにいったわけでなく、相手プレイヤーの読みが上手かったり、こちらのブラフが弱かったりする場面があって、カード効果の“wager(賭け)”とは別の、手札の読み合いによる「賭け」を楽しめる辺りが、賭けごと好きな「Betsy」の本質なのかもなって感じました。

勝率5割自体は、そんなに誇れるような戦績ではないけれど、個人的にめちゃくちゃ嬉しい結果です。

今まで約9ヶ月間、ベッチーで出場した競技イベントでは、ほぼ全敗だったからほんとに嬉しい。やったな!ベッチー!!

Guardianのマスタリーパックの発売が、すこし先延ばしになったのは残念ですが、さらなるBetsyの活躍を願って、これからも可能性を追究していきたいと思います。

それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!

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