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【FaB】Guardianが3コストの「Defense Reaction」を採用する理由

こんちゃ!ジーロンです。

ジーロン

DRのコストが多いと意味なくない?って思ってた時期が僕にもありました。

コストが多い防御手段

“Defense Reaction”やダメージ軽減系の“Instant”には、コストが3以上のカードがチラホラありますね。

Guardianが使用できるところだと「Steadfast」や「Unmovable」が思い浮かびます。

「Steadfast」

このターン、選択した発生源によってあなたのヒーローに与えられる次の 「n」 ダメージを軽減する。(「n」はテキストに書かれた数字)

「Unmovable」

「Unmovable」がArsenalからプレイされた場合、防御値+1を得る。

手札2枚と変わらない?

3コストというと、最低でも青帯1枚をピッチするわけで、防御できる値が「6」の場合、手札から防御値「3」を2枚切るのと同じように感じます。

…となると、Guardianのカードは防御値「3」がほとんどなので、わざわざコストの掛かる「Steadfast」や「Unmovable」を採用しなくても、使用目的のある“Attack Action Card”などを状況に合わせて、防御に使えば良いんじゃあないかと思ったりもします。

  1. 「Steadfast(赤)」3コスト
  2. 青帯ピッチ 3リソース

手札2枚消費→防御できる値「6」

  1. 防御値「3」のカード
  2. 防御値「3」のカード

手札2枚消費→防御できる値「6」

3コストDRを採用する理由

もちろん、コストが必要な分“Defense Reaction”や“Instant”は、通常の手札防御より柔軟にダメージを防ぐことができます。

参照:FaB Unofficial Academy@ ウィキ

しかし、僕らGuardianには、これらのカードを採用するメリットが他にもあるのです。

山札の消費を抑える

手札から防御すると、使用したカードは墓地に送られます。

例えば、相手の攻撃「6」を防御するために、防御値のある手札を2枚使用する(2枚墓地行き)のと、コスト3のDRを使用する(1枚墓地行き)のでは、墓地に送られるカードの枚数が違ってきます。

一見なんでもないようなことですが、耐久戦を得意とするGuardianにとって、この違いが後の戦局へ大きく影響してきます。

Guardianの“Attack Action Card”には、コストの重たいカード(3コスト以上)が多く、デッキの青帯カード比率を高くするのが一般的です。

その関係で、フィニッシャーなどの重要な役割をするカードの中にも「Macho Grande」や「Tear Asunder」のような青帯カードが含まれます。

これらのカードは“序盤”よりも、相手の山札や装備品が疲弊した“後半”にプレイする方が効果的なので、序盤に回ってきた場合はピッチして山札に逃したいところ。

しかし、相手の攻撃が強烈だと、手札から防御札として使用せざるを得なくなります。

これを繰り返すと、相手が疲弊した頃には自分のデッキからも重要なカードが無くなり、最終的にジリ貧で敗北…なんてことになりかねません。

この事態を防ぎつつ、ダメージを防ぐ手段として効果的なのが、山札の消費を抑えるとこのできる“Defense Reaction”や“Instant”の採用なのです。

「Steadfast(青)」や「Steadfast(黃)」の軽減値は、防御札2枚分よりも低いけれど、山札1枚の消費でブレイクポイント(4〜5)を防げると考えれば、彼らの見え方も変わってきます。

高い効果の後出し防御

先述したように、防御できる値が「6」の場合は手札2枚分の防御値と同じですが、「Unmovable(黃)」や「Unmovable(赤)」はArsenalからプレイすることで、さらに高い値で防御が可能になります。

特に「Unmovable(赤)」は、防御値「7」なのでArsenalに伏せなくても十分に強力。

ほとんど手札3枚分の防御性能があるので、高い打点に対して最低限の枚数でダメージを防げるのは、とても頼もしい。

「Anothos」の条件

Guardianの「3」コストのカードと言えば、おなじみ「Anothos」の攻撃値上昇条件ですね。

“Defense Reaction (DR)”には他にも、「Sink Below」や「Staunch Response」のような強力で扱いやすいカードがありますが、これらのコストは嬉しいかな悲しいかな「2コスト以下」なので、ピッチをしても「Anothos」の攻撃値は上がりません。

手札2枚をピッチできる“Anothosチャンス”が来た時に限って、「2コスト以下」が手札にあると「ん〜!今はこれじゃないんだッ」って悔しい気持ちになります。

「Anothos」装備時には、デッキ内の「3コスト以上」の比率を上げるため「Steadfast」や「Unmovable」を採用するが合理的です。

採用枚数に注意

Sink Below」や「Fate Foreseen」のようなコストのいらないDRとは違い、「Steadfast」や「Unmovable」はリソースを確保できなければ、大切な防御時に身動きが取れなくなります。

高い防御性能を求めて赤帯を採用しすぎたり、枚数を増やしすぎると、リソース事故が起こりやすくなります。

Sink Below」や「Fate Foreseen」を含めつつ、毎ターン手札に1枚回ってくるのを目標に、多くてもBlitz6〜8枚、CC10〜14枚ほどの採用がおすすめです。
(↑あくまで僕の使用感だから、採用枚数は実際のゲームで色々試してみてくだせぇ)

それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!