こんちゃ!ジーロンです。
「Steadfast」って?
このターン、選択した発生源によってあなたのヒーローに与えられる次の 「n」 ダメージを軽減する。(「n」はテキストに書かれた数字。)
テキストを見るかぎり、一見よくあるダメージ軽減みたいな「Steadfast」。
けどね。これ。Guardianのインスタントだからね?
実は、ふつうの軽減カードとは一味違います!
その違いを早速確認していきましょ〜。
継続的防止効果を持つカード
「永続的防止効果」とは、選択したダメージの発生源が複数のダメージを与える場合に、それらを継続して軽減する効果です。
たとえば、1枚で通常のダメージとアーケンダメージを与える「Vexing Malice」を「Steadfast」の対象に選んだ場合、その両方のダメージをテキストに書かれた数値の内で軽減できます。
「ダメージそのもの」というより、「ダメージを発生させる本体」を対象にするイメージですね。
継続的防止効果の見分け方
「Steadfast」のテキストを見てみると“prevent the next…”という言い回しが確認できます。
この言い回しは、同じ継続的防止効果を持つ「Oldhim」や「Eirina’s Prayer」にも見られるので、僕自身はこれをテキストを見分けるときの参考にしています。
どんなカードに効果的なのか
…とは言っても、3コスト必要な防御手段はゲーム中だとけっこう重たく感じます。
(リソース的にも手札的にも)
じゃあ実際には、どんなカードに対して効果的なの?
というわけで、パッと思い浮かぶものを何枚か紹介しますね。
Dorinthea×Dawnblade
Dorinthea(ヒーロー)
1ターンに1回のみ:武器の攻撃がヒットした場合、このターン、その武器でもう1回攻撃することができる。(アクションポイントは必要)
Dawnblade (武器)
1ターンに1回のみ– : Attack
Dawnblade がヒットした時、それがこのターンで2回目のヒットである場合、Dawnbladeに攻撃値「+1」 カウンターを 1 個置く。このターンにDawnbladeがヒットしなかった場合、あなたのエンドフェイズの開始時に、Dawnbladeの上から攻撃値「+1」カウンターをすべて取り除く。
当たれば当たるほど強くなる Dorinthea×Dawnblade の組み合わせは驚異です。
きちんと防いだつもりでも Attack Reactionでヒットさせられたり、何枚かAttackActionカードを防いだ後のDawnblade連撃は「ちょっ!待って!」ってなります。
「Steadfast」の対象にDawnbladeを選べば、そのターン中は攻撃に対する軽減効果が続きます。
「そもそもダメージ防いでヒットさせてないから、二撃目三撃目の心配ないじゃん」
って声が聞こえてきそうですが…。
Dawnbladeは“Glistening Steelblade”でも動き出すから厄介なのです。
Vexing Malice
対象のヒーローに、“arcane damage”「2」を与える。
これも「厄介」なカードです。
「Vexing Malice」は、通常のダメージに加えてテキスト効果でアーケンダメージまで与えてきます。
通常これを防ぐには、「Nullrune」などの“Arcane Barrier”と、手札からの防御を併用する必要があるのです。
ダメージに対する要求枚数が多くなるので、つい見逃したくなるダメージですが、そうすると後半になるにつれてジワジワと追い詰められてしまいます。
「Vexing Malice」のような、違ったダメージタイプを1枚で与えるカードは何種類か存在しているので、「Steadfast」はそういったカードの対策としても活躍しそうです。
今後も使いみちが増えそうな予感
今の時点では、「Steadfast」の使いみちとして思い浮かぶのはこのくらいですが、たとえば今後「何らかの行動をトリガーにダメージを発生させるAura」や「攻撃を反射するAura」などが、登場すると、もっとっもっと活躍してくれそうです。
継続的防止効果を持つカードも種類が増えるかもしれないので、テキストに注目してみてください。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
今回は、ちょっと変わったダメージの防ぎ方を紹介するよ〜。