こんちゃ!ジーロンです。
ブラーボの日本語化が可能に

守護者の原点「ブラーボ」。彼は若い頃からギラギラのイケオジ。見てくださいこの姿。世のレディーたちがトキメイてます。
昨年末に発売された「Mastery Pack Archive – Guardian」で、守護者の主要なカードが日本語化されたことにより、基本的な「ブラーボ」デッキを日本語カードのみで組めるようになりました。
FaBを最近始めた方や、守護者がちょびっとだけ気になる方へ、今回はとってもベーシックで刺激的なBlitz「ブラーボ(日本語)」の提案です。
シンプルだけど奥深い。そんな守護者の世界へ一歩踏み出しましょう。
武器の選択

「アノーソス」守護者の武器は、コイツがあれば十分。なんなら「アノーソス」が守護者の本体だと言ってもいい。山札を消費することなく、手札2枚から6点を叩き出すハンマーです。
ヒーローによって多少の違いはありますが、Blitzのライフは20ポイント。P6(攻撃値6点)の価値はCCよりも高いのです。
ピッチスタックセットは不採用


守護者のAAC(アタックアクションカード)には、高コストかつ高打点のものが多いため、山札の消費を抑えながら戦うことが得意です。「巨人の鉄槌」と「羊頭の堅盾」のセットもまた、リソースを打点と防御値に変換することができるため、ピッチスタックを積むために活躍します。
しかし、今回は不採用。Blitzでは、ライフの削り合いによる“ヒリつく”ブラーボらしさを味わってもらいたいので、これらの採用はまた今度。
装備品選び




「天命の王冠」は、手札のルーティングや、渋々伏せた格納庫(青のAACとかね)を手札に変換する役目を担います。ブラーボの起動+コストの高いAACには、青ピッチが2〜3枚必要なので、手札事故の際の保険です。
「テクトニック・プレート」は、「アノーソス」装備時のマスト胴であり、SPをプレイするための手札要求値軽減や、ブラーボ起動→「脊髄の粉砕」を青2ピッチでプレイするために必要な “震激”を作成できます。D2“戦傷”のなので防御に使用しても壊れず、耐久面でも優れてます。
「陥没の拳」。D2“焼き直し”です。起動能力はスルーします。起動できる場面は殆どありませんので。 …え?「鋼鉄の信念」の方が強いって? 僕は「陥没の拳」(のイラスト)が好きです。
「市民の歩調」は、守護者に唯一許されたコストの掛からないD2“焼き直し”です。相手のライフを刺し切れるタイミングまで使いません。いや、ブラーボ起動→「脊髄の粉砕」が打てるなら使っても良し。“加速”が割れても“続行”させませんから。
キーカード(AAC)



プレイするためのコストが“7”必要な「渾身の粉砕」と「スターの感銘」。守護者に染まってると、これ見ても「普通じゃない?」って思います。でも、他のクラスから見ればバカ高いコストです。
これらを使って勝負したいわけですから、トップの運任せでは「リソース足りねぇ…」が多発します。なので、ブラーボの基本戦術は次の通り↓
しかし!今回はこれ↑しません!
Blitz「ブラーボ」でやること。それはとってもシンプル。SP(ブラーボ特化)を打ち込む。ただそれだけ。
今回のリストの青比率は約62%
≫ Blitz ブラーボ(日本語)
(よっぽど日頃の行いが悪くないかぎり)手札に青が2〜3枚含まれます。
SPや「脊髄の粉砕」を見つけたら、序盤から積極的に打ち込みましょう。でも“圧倒”が付いてないと、しっかり守られるかもしれません。しかし、それでも攻めましょう。ライフの少ないBlitzでは、攻めている限り相手の動きを制限できます。
オーラ配置でスタートダッシュ


序盤からSPを全力で叩き込むためには、オーラを使った下準備が必要です。
先手で「溢れ出る威厳」や「ショータイム!」を見つけると、思わずニヤニヤ。
「溢れ出る威厳」経由で「ショータイム!」を場に出す(この場合は手札に他青2枚必要)→SPサーチ→格納庫セット。次のターン1ドローが発生するので、ブラーボ起動→SPに必要な青3枚を見つけやすくなります。
ロマン砲:「砕壊」

「ショータイム!」のサーチ先は、SPだけじゃありません。
これで場に“震激”が4つ。自分と「ショータイム!」を信じられるなら、青1枚の手札を残して、次のターン14点ブチ込めます。
ここでもし、“隆起3”後の手札がこんな感じだった時は↓




「天命の王冠」を防御に差し出して、「砕壊」をルーティングしちゃいましょう。これで、手札が1枚増えます。次のターンに「ショータイム!」で、もう1枚増えます。“震激”は4つあります。
さぁ。Show Time!の始まりです。
オーラは臨機応変に選択
「溢れ出る威厳」のサーチ先も「ショータイム!」だけじゃない。


厄介なオンヒット効果を持つクラスには「権威の印象」。攻撃したくてウズウズしてる相手には「一時停戦」。対面の特徴と初手の手札を確認した上で、オーラのセットは臨機応変に。
続行AAC


手札が増えてもSPを見つけられなかったら?
心配ありません。守護者にだって“続行”は可能です。
「執拗な鞭打ち」と「古代霊の覚醒」は、条件付きですが「アノーソス」を合わせれば、確実に相手のライフを脅かします。そして、そのことは相手も知っています。
でもね。彼らは「2コスト以上のAAC」ですよ。「殴打」が乗らない保障はありません。
青いカードたち





ここまでの採用カードとの相性を考えると、青いカードの採用基準は以下の3つ。
- 3コスト以上
- 攻撃値6点以上
- 防御値3点
現在の日本語カードプールでは、なんとか絞り出してもちょっと足りない。
言語混合に抵抗なければ…





「執拗な鞭打ち」や「古代霊の覚醒」とのかみ合わせを考えるなら、P6以上の青AACが理想です。でも、鉄板のラインナップがまだ日本語化されてない!
なので…。もし言語混合に抵抗なければ、これらを採用推奨です。本末転倒ですが…。
2025.06.13
記事書いてる途中で気付きました。「マッチョ・グランデ」は、情報出てるけどまだ登場してないじゃん。日本語無いじゃん…。ごめん!マスタリー待ってて!
手札破壊で失速させる


行動の制限や手札破壊など『強い』を押し付けられるのは、守護者の強みです。
そのなかでも、SPに匹敵するほどのパワーカード「破天」は、武器を対象にできます。これにより「アノーソス」が、P7“圧倒”へと変貌し、ライフの詰めはもちろん、装備品の防御値が薄い相手には2ハンデスを強要します。
「殴打」は、基本的に「瓦解の強打」などの4コストACCを青ピッチ2枚でプレイし、浮リソからリアクションします。しかし、ブラーボを起動させず2リソ浮かせているのは、どう見ても怪しい状態。ですが、特に気にすることはありません。それが怪しいと感じたところで、相手が「殴打」をケアするのは難しい。
守護者の4コスAACに「殴打」が乗るとP10〜P12となり、DRを含めても2〜3枚の防御札を要求するため、どちらにしても手札の消費は避けられません。
「殴打」のハンデス効果は武器を対象とした場合に発生しませんが、「アノーソス」(3コスト以上の青ピッチ1枚)で攻撃し、リアクションで「殴打」(3コスト以上のカードをピッチ)を使うと、P4→P10へ大きくパンプします。
装備品壊しちゃうぞ


AACで“粉砕”を狙う際に、相手の装備品がジャマになります。ブラーボ起動で“圧倒”を付与しても、装備品が堅い相手にはダメージが届きにくい。
「瓦解の強打」は、“粉砕”で相手の装備品1つにマイナスカウンターを乗せます。
「どうせ“粉砕”するなら…」と、相手の装備品を誘い出す目的で採用してます。
手札または格納庫がある状況で、2リソ浮きの「瓦解の強打」は相手に「殴打」を連想させます。最悪の場合“粉砕”&ハンデスが見えているので、装備品を差し出される場合が多く、ブラフとして有効です。
また、マイナスカウンターが乗った装備品は「屈服」で破壊できるため、本命のSP“粉砕”が通りやすいようにバキバキに砕いてやりましょう。
防御リアクション


「群青へ沈む」と「予見された宿命」には、D4DRとして、ライフを守る役目がありますが、もうひとつの役割が手札事故の防止です。
キーカードの項であったように、守護者の手札事故は敗北へ直結します。基本的に、どちらの効果でも青いカードを探しに行きます。ピッチスタックをしてない山札は未知の領域です。確実に動ける道を探しましょう。
サイドボード(対魔道士)





Blitzでは「嵐の闊歩者」が禁止になりました。しかし、魔術師対策はいつだって必要です。「癒しの印」&「不動の信念」は、「群青へ沈む」&「予見された宿命」と入れ替えます。
Blitzは、自分の『やりたい!』へ向けて、一直線で駆け抜けるゲームだと思ってます。CCに比べると、お互いが一方的で、面白みが少ないと感じるのも、ちょっとわかります。
けど、ヒーローの爆発力というか、勝利への最短距離を考える楽しみ方もあります。まさにBlitz“電撃戦”!
ゲーム体験として、それぞれのフォーマットを楽しみたいですね。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
初めて同士だと日本語がわかりやすいよね。