こんちゃ!ジーロンです。
ここに3人のヒーローがおるじゃろ?
いつもね。Armoryの時はBetsyなもんで、たまには他ヒーローやってみようと思いまして。
直近のArmoryに、手持ちのCCから選抜メンバーを持ってきました。
でもねぇ〜。いざ、選択肢が増えると、どのヒーローにするか迷っちまうもんで、対面の方にダイスロールをお願いしました。
ヤールやーる!
君に決めた!!

ダイスロールの結果、ヤールで戦うことになりましたよ!
Armoryで、ヤールやーるの初めて!
この日のリストはこちら
≫ 2025.01.09 ヤール
ヤールは、タリシャーで回りてみたり、たまにお店でフリプさせてもらったりしてたけど、なかなか勝てなくて、かなり迷走中。
守護者の新規ヒーローが出ると、構築を探るのに僕なりの手順があるんですけど↓
- 公式の構築済みで遊んでヒーローを知る
- ヒーローのシナジーを残したまま
防御に極振りした構築にする - ヒーローのシナジーを残したまま
攻撃に極振りした構築にする - 現環境で動きやすい方向に傾きつつ
攻守のバランス調整
ヤールは、相手の装備品を破壊することで本領発揮するヒーローなので、今回は順序逆転で攻撃型から入ってみました。
一通り攻撃寄りの構築は試してみたので、今は防御寄りの構築試してるとこです。
この日のArmoryの戦績は、2勝1敗。
さて、上の写真を見て、皆さんはお気付きでしょうか?
「冷厳な尖端、サミット」を握ってるのに、自壊しない「羊頭の堅盾」を装備していることを…。

おいおい…これじゃあ、「サミット」が6コス4点のままじゃないかと。
実はこの日、ちょっとやってみたいことがありまして。
耐久戦のキーカード

防御寄りの構築を考える時に、ずっと守れる「羊頭の堅盾(以後ラム盾)」の存在は、かなり大きいです。


手札1枚とラム盾で、P4のブレイクポイントを止めたり、小太刀のようなP1武器をピッチで止めることができるため、防御札としてカードを墓地に送ることなく、攻撃値と防御値の小さな隙間を埋めてくれます。
そんな「ラム盾」ですが、その頑丈さ故に、ヤールのシグネチャー武器「冷厳な尖端、サミット」との相性は良くありません。
だって、この盾壊れないから!ずっと片手が塞がってる!
壊れる盾


構築済みに採用されてる「バックラー」や、つよつよ氷盾の「石筍」だと、適度に使用すると勝手に壊れてくれるから、そこから先は「サミット」が本領発揮します。
でも、これらはD2の“焼き戻し”なので、単純な防御値視点だと、3点分の仕事しかしてくれない(欲張り)

しかし、「ラム盾」だともっと防げる!防ぎたい!!
タイタンでよくね?
じゃあ、無理に「サミット」握らなくても、「巨人の鉄槌(以後タイタン)」でよくないかって?

…それは、そう!
けどさぁ。ちゃいますやん。せっかくの新規武器なんやから、あーだこーだ使い方考えるのが楽しいやん?




それに、ヤールに必要な“氷”のカードは、地味にコストが軽くて、「タイタン」のピッチゾーン参照に引っかからないのが、ちょっと困ります。
「タイタン」の強みって、3コスト以上の手札1枚から、4点の攻撃出力を維持できる点だと思うんですよね。
お互いに、もう1点たりともダメージを受けられない。そんな拮抗した戦況において、攻撃値にブレイクポイントを持つ武器は、手札を2枚まで要求できる期待が持てます。
なので、3点しか出せない「タイタン」は、極端に弱く見えてしまう。
ですが、「サミット」はどうでしょう?
サミットのメリット

「サミット」を振るためには、最低でも手札が2枚(6コスト)必要になりますが、攻撃がヒットすると「凍傷」を生成します。
ここで注意したいのが、ヒット時に「凍傷」が生成される場所が、露出している装備ゾーンの内の一箇所だということ。


なので、現在BLITZとCCで使用禁止になってる「冬の哀哭」とは違い、装備ゾーンに装備品が残っていると、「サミット」がヒットしても「凍傷」は生成されません…。
片手に盾を持っていると、コストが重たい上にP4で、試合序盤ではほとんど仕事をしない、恐ろしい武器ですね。
ただ、両手持ちになり“重撃”が開放されている状態だと、P6武器に成ります。
このP6火力に活路を見出したい!


守護者のP6武器といえば、「アノーソス」や「アンヴィルヘイムの大鎚」がありますが、これらもコストや条件を考えれば、手札2枚分の要求値なので、6コス必要な「サミット」が特別使いづらいわけではない!…はず。
ファティーグを目的とするなら、山札を1枚でも多く、ライフを1点でも多く残す立ち回りが必要になります。
前半に欲しい防御性能と、後半に欲しい攻撃性能を両立させられる(かもしれない)「サミット」は、すごくおもしろい武器だと思います。
盾の売却
さて、ここで冒頭の話に戻りますね。
この日、僕がやってみたかったこと…それは「ラム盾の売却」。
(カードをお店に投げるわけじゃなくて、ゲーム内の話です。)
EVRに収録されている汎用クラスには、こんなユニークカードがあります↓

「Cash Out」をプレイするための追加コストとして、あなたがコントロールする任意の数の武器、装備品、および/またはトークン以外のアイテムを破壊する。この方法で破壊されたパーマネントごとに、銀貨のトークンを1つ生成する。続行
この「Cash Out」を使えば、自分で「ラム盾」を破壊することができます。
想像してた流れはこんな感じ↓
- 「サミット」「ラム盾」装備で開始。
- 2コスDRの残リソや、「チュニック」で「ラム盾」を起動し、可能な限り被ダメを防ぐ。
- なんかいいタイミングで「Cash Out」。「ラム盾」破壊。
- “重撃”開放された「サミット」でライフを詰めていく。
で考えてたんですけど、この日の試合一度も「Cash Out」使えてませんでした…。
原因としては、「Cash Out」が手札に回ってくるタイミングで、「ラム盾」破壊しなくちゃいけないのに、「もう少しあとでも良くないか?」って思ってたら、試合が終わってた。って感じです。
これは、ふわっとしたプランで実戦に望んだ僕が悪い。
実際、2戦目のゼンは時間いっぱいまで試合が続いてしまいました。小太刀2刀だったので、「ラム盾」を切るのが惜しくなってしまって、判断が遅れました。無念。
この時間が至高
今回の「ラム盾の売却」。
残念ながら、実戦で思い通りにはいかなかったわけですが、
してるこの時間が至高だなぁって思います。
最終的に「ほな無理かぁ…」だったとしても、これがしたいがためにTCGをやってるまである!
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
ヤール難しいね!