こんちゃ!ジーロンです。
3コストGuardianAAC
Guardianのカードプールの中で、AAC(AttackActionCard)は3コストのものが最も軽いカードになります。
3コストということは青帯1枚のピッチで使用できるので、Guardianの攻撃手段の中では一番安定して繰り出せるわけですが、これらのカードを採用しているデッキリストは多くありません。
理由として考えられるのは、以下の2点↓
- 赤帯で攻撃値が「7」
- Crush効果が限定的
攻撃値「7」は、一見ブレイクポイントなのでCrushが通りやすく思えますが、
…などの手段で意外と防がれてしまいます。
加えてCrushが成功したとしても、その効果は他のCrush持ちに比べると限定的です。
デッキ内の赤帯枚数をあまり増やしたくないGuardianにとって、貴重な赤の枠をこれらのカードで埋めるのは、メリットを感じにくいのです。
使いみちの無いカード?
だとすれば、3コストGuardianAACは使い道がないのかというと、そうでもありません。
3コストということは、「Seismic Surge」を活用すれば2コストでプレイということです。
Guardianにとって「3コストのカードを2コストで打てる」というのは大きな意味を持っています。
「2+2+2」
例えば、Bravoを起動後「Seismic Surge」を利用した「Cartilage Crush」を2コストでプレイします。
ここまでに必要なリソースは、
2(Bravo)+2(AAC)=4。
青帯2枚もしくは青赤ピッチで使用可能です。
しかし、それだけでは物足りない。
青帯2枚ピッチしていると、2リソースが浮いてます。
これはもう「Pummel」を打てと言われているようなもの。
2(Bravo)+2(AAC)+2(Pummel)=6(青帯2枚ピッチ)
これで、dominate付きの攻撃値「11」(Crush効果&ヒットで1discard)の出来上がりです。
予め「Seismic Surge」の生成や、AACか「Pummel」をArsenalに仕込む下準備は必要になりますが、特にライフの少ないBLITZ戦では、状況をひっくり返ほどの威力を持っています。
「1+2」の繰り返し
大きな一撃を狙う以外にも、3コストAACは安定した攻撃にも役立ちます。
先述した通り「Seismic Surge」を活用して打つ3コストAACは、青帯1枚のピッチで1リソース余裕が生まれます。
- 前のターンに生成した
「Seismic Surge」が割れる - 「Tectonic Plating」起動→
「Seismic Surge」生成 - 3コストAACをプレイ
- 3コストAACをArsenalに伏せる
↑この動きの強いところは、攻撃しつつ「Seismic Surge」の生成「Arsenal」の確保を手札2枚で行えることです。(攻撃だけなら青帯1枚あればOK)
例えば「Anothos」を強く振ろうとすると、手札2枚のピッチで「Seismic Surge」を生み出しながら攻撃できますが、Arsenal用のカードはなくなるので、伏せたければ手札が3枚必要になります。
残す手札が2枚と3枚では、生き延びる可能性が大きく変わってきます。
後攻から「Seismic Surge」
いままで、先行後攻に関わらず自身の最初のターンに「Seismic Surge」の恩恵を受けることは不可能でした。
しかし、DtDで登場したBravoの新SP「Star Struck」のおかげで、後攻に限りそれが可能となったのです。
Bravo Specialization (あなたのヒーローが Bravoである場合にのみ、これをデッキに入れることができる。)
Crush– これがヒーローに「4」以上のダメージを与えるとき、次のターンにヒーローがプレイまたは攻撃できるカードは、この方法で与えられるダメージよりも大きい攻撃値(ベース)でなければなりません。
Unity– このカードを手札の他のカードと合わせて防御に使用する場合、任意の数のヒーローのコントロール下に「Seismic Surge」を作成します。
「Star Struck」は「Unity」効果で「Seismic Surge」を生み出します。
後攻の場合、相手のターン終了時に、こちらにも手札の補充があるので思い切って防御に手札を割くことができます。
最初の手札に「Star Struck」があれば、防御ついでに「Seismic Surge」を生成し、後攻のあなたのターン開始時に早速コスト軽減が適用されます。
これにより、先述した「2+2+2」や「1+2」の型を初手から行うことができます。
3コストGuardianAAC3種
最後に、現在使用できる赤帯3コストGuardianAACの効果を再確認します。
Cartilage Crush
Crush– 「Cartilage Crush」がヒーローに「4」以上のダメージを与えた場合、相手の次のターンの最初のアクションには、追加のプレイコスト「1」が必要です。
「Cartilage Crush」は、この3種類の中で唯一、どんなヒーローにも「刺さる」可能性があるカードです。
先述した「2+2+2」の型だと、相手に手札を捨てさせた上で追加コストまで要求するので、次の相手のターンをほぼ無力化することが可能です。
Crush Confidence
Crush -「Crush Confidence」がヒーローに「4」以上のダメージを与えた場合、ヒーローは次のターンの終了時まで、すべてのヒーローカードの効果と能力を失います。(ヒーローカードのテキストボックスが空であるかのように扱います。)
「Crush Confidence」がCrushすると、相手ヒーローの能力を消失させます。
最近だと「Prism」や「Boltyn」みたいな自身の能力が立ち回りの基軸になってるヒーローには、特に効果的です。
Crush the Weak
Crush– 「Crush the Weak」がヒーローに「4」以上のダメージを与えた場合、ヒーローは次のアクションフェイズ中に攻撃値ベース「3」以下の Attack Action Card をプレイできません。
ぱっと見た感じ「お!Ninjaに刺さる!」って思いますが、「Crush the Weak」の効果の影響を受けるのは “Attack Action Card”なので、武器による攻撃は止められません。
赤帯の3コストGuardianAACを採用する場合は、「Pummel」の枚数を増やしてみたり、他の青枠を削って追加することになると思うので、デッキ内の赤帯比率が高くなりがちです。
参考までに、僕が以前Aromryで使用したデッキリストを提出します↓
CCよりは、BLITZで「Warrior」や「Brute」が多い環境に向いていると思います。
普段より攻めっ気のある構築を求めてる守護者の方は、一度おためしあれ。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
一番軽くて3コスト…。