こんちゃ!ジーロンです。
激震のヴァルダ
いよいよ、守護者界の“圧倒”姐さん「ヴァルダ」がCCフォーマットに殴り込みです。

彼女は、BLITZ専用ヒーロー「Valda Brightaxe」として「Everfest」で登場し、現在も活躍中ですが、今年8月に発売予定の「Mastery Pack: Guardian」で、CCヒーロー「激震のヴァルダ」として再登場を果たします。
※今はもう紅一点じゃないよ!



それに先駆け、先月行われたPQシンガポールでは、参加賞として「Promising Terrain」と「Draw a Crowd」が、上位入賞者には「Batter to a Pulp」と「激震のヴァルダ」のプロモカードが配布されました。
「Mastery Pack: Guardian」の発売はまだ少し先ですが、PQで配布された4種のプロモカードに限っては、2025年6月6日より使用可能になり、Armoryイベントなどで、一足先に遊ぶことができるようになります。
トークン「震激」

「ヴァルダ」のヒーロー能力は、BLITZと変わりなく「震激」トークンの作成が重要になるものです。
現在公開されている「Mastery Pack: Guardian」収録カードリストを見ると、“震激”の作成に関係するカードが、たくさん追加されるとこが期待できます。
ちょっと気が早いですが、現時点で公開されてるカードをチェックしてみましょう。
Promising Terrain

続行
あなたが1個以上の“震激”トークンを作成する場合、代わりにその数に1を加えた数を作成する。
あなたのアクションフェイズの開始時に、これを破壊し、その後、あなたが“震激”トークンを3つ以上コントロールしている場合、カードを1枚引き、1点のライフを得る。
0コストで、“震激”を1つ多く生成できるようになるオーラ。これが出てると「テクトニック・プレート」の起動や、ヴァルダのヒーロー能力が誘発するたび、“震激”が2個出るので幸せになります。
また、次のターンのアクションフェイズ開始時に、“震激”が3つ以上あると、1ドロー&1ゲイン。「ヴァルダ」が条件を満たしてる場合、“震激”でAACのコストが3つ軽減されてる上に、“圧倒”がついて、さらに1枚引いて、ライフも回復。
なかなかやってる。
Draw a Crowd

続行
これが闘技場に出たとき、各ヒーローはカードを1枚引く。
あなたのアクションフェイズの開始時に、これを破壊し、このターン、あなたの次の守護者の攻撃アクションカードは、攻撃値+3を得る。
守護者によくある、次のターンに打点を持ち越すオーラ。
いや違う…このオーラ“続行”がついてる!!


今までのこういったカードには“続行”付いてなくて、置くだけでターン終了だったのに!
「Draw a Crowd」には、“続行”が付いてる!!
各ヒーローが、1ドローしてしまう部分は、なんとも言えませんが「大地の恩恵」を装備している構築ならアリなのかも。
地殻の噴火

「地殻の噴火」は、インスタントで“震激”を3個作成します。これ1枚で「ヴァルダ」の能力がアクティブになります。
その他“震激”の個数を参照するカード効果に、瞬間的にアクセスできます。
テキストがシンプルなカードは強い。
強打の衝突



「強打の衝突」は、“混融”や「古代霊の覚醒」のように手札を公開することで、追加の効果を得られるブロックカード。
「ヴァルダ」の能力で、“圧倒”を得られるのは“粉砕”を持つカードだけなので、それらを手札から公開できる可能性は十分あります。
また、“震激”が多く出てると、AACのためにピッチする枚数が抑えられるため、「強打の衝突」のようなブロックカードの採用もしやすくなります。
「Promising Terrain」の項でもあったように、「震激が1個足りないんだよなぁ」っていう場面に輝く1枚。
堅固な地面

「堅固な地面」は、“震激”の数だけコストが軽くなるDR。
このカードは、青であることでリソース面が安定し、3コストであることで「アノーソス」などのピッチゾーン参照を満たし、状況によって1枚D5の防御札として活躍できるところ。良いよね。
青の実用的なDRが増えるのは、嬉しいね。
ヴァラハイの誓約


まず、カッコいい。守護者といえばやっぱ盾ですよ。最高です。
「ヴァラハイの誓約」は、“震激”の数によって防御値に修正が入る装備品。
防御時に“優護”の効果で、その時の防御値と同じ数のマイナスカウンターが乗るため、使用時には注意が必要です。
一撃をD5で防いだり、D1→D4や、D1→D2→D2のように、“震激”の作成数によって防御値を調整できるの、おもしろいですね。



あと、一応守護者には盾からマイナスカウンターを取り除くカードがあったりします。
キーワード能力「粉砕」
「激震のヴァルダ」のヒーロー能力で、“圧倒”を得られるのは“粉砕”を持つカードだけ。



既存のカードプールに存在する“粉砕”を持つカードたち。決して少ないわけではないんですが、まだ足りない。もっと欲しい。
もっともっと“粉砕”したい。
Batter to a Pulp

これが4点以上のダメージを与える場合、そのダメージは防ぐことができない。
粉砕 – これが、ヒーローに4点以上のダメージを与えた場合、そのヒーローがコントロールする防御値のない装備を1つ破壊する。
宿敵「エニグマ」は、すでにLLへ昇格しましたが、守護者待望の軽減不可AACです。
ダメージ軽減不可は「4点以上のダメージを与える時」の条件付きですが、“粉砕”の効果で、防御値の書かれていない装備品を破壊するのは、今まで無かった。
しかし、防御値が書かれていない装備品となると数が少なく、幻術師くらいのものだと思ってましたが、新ヒーローにも該当する装備品がありました。


それは「海淵のコンパス」。
「蒼海の秘宝」の新ヒーロー「グレイビィ・ボーンズ」の装備品ですね。“盟友”の処理は、守護者が手を焼く場面なので、対策カードしてベストタイミングです。
嬲り潰し(なぶりつぶし)



「嬲り潰し」は、山札破壊系“粉砕”カード。3コストの守護者AACは「ヴァルダ」が条件を満たしてる時、ピッチを必要とせずにプレイできます。




既存のカードプールには、この条件を満たすカードが4種類のみなので、選択肢が増えたことは嬉しいのですが、直接的に相手の行動を制限するものではないので、他の“粉砕”効果と比べると少し見劣りしてしまいます。
場の平面化



「場の平面化」は、“粉砕”時に“震激”を1つ破壊します。
なぜ、“震激”なんだ…。
破壊するのはオーラ・トークンじゃダメだったのか…。

「Mastery Pack: Guardian」が、シャッフルプレイという初心者向けプログラムに組み込まれている関係で、守護者VS守護者の想定になっているのかもしれません。
…だとしても、あまりにピンポイントすぎる。
雄峰の激突



「雄峰の激突」もまた、守護者対面を意識したテキストになっています。
ただ、前項の「場の平面化」と「雄峰の激突」の青カードは、守護者AACにおける黄金比を満たしている点で、今後シャッフルプレイ以外でも、採用の可能性がありそうです。
暗殺者クラス「ヌゥ」の活躍により、守護者は青のAACを採用しづらい環境が続いていますが、彼女も現在LLポイントが900を超えており、もうすぐLLへ昇格となります。そうなると、守護者の構築は息を吹き返し、本来の姿を取り戻します。
以前、幻術師「ドロマイ」がCC環境で現役だった頃、守護者のAACには採用基準となる黄金比がありました。

古きものシリーズ



イラストかっけぇ!打点高ぇ!テキスト超強ぇ!!…のに、これらの“粉砕”も守護者だけに刺さります。


ただ、現状“隆起”を持つカードが「Thunder Quake」と「砕壊」のみなので、新たな“隆起”カードの登場ではあります。
分不相応

遂にきました!待望のヴァルダSP!!
「分不相応」は、“粉砕”すると相手の手札を全て捨てさせ、その枚数分のカードを引かせます。「分不相応」が“圧倒”を持っている場合、相手は手札1枚でしか防御できないため、格納庫や装備品での防御を考えない場合、残りの手札(3枚)捨てる→山札3枚引く→“震激”3個出る→ヴァルダの条件が満たされる!ってスンポーですね。
マッチョ・グランデ



みんな大好き「マッチョ・グランデ」。
新規カードではないですが、イラストが新しくなりました。フレーバーテキストにも「ヴァルダ」が登場していて嬉しくなります。
今後まだまだ新規カードが公開されます!一足先に「激震のヴァルダ」をGETされた方はもちろん、そうでない方も「Mastery Pack: Guardian」発売の日に向けて、FaBraryでアップを始めてはいかがでしょうか。
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
姐さァァん!!ライフがっ!
ライフがァァァ!!