こんちゃ!ジーロンです。
「Thump」
Thumpの攻撃値がもとの値よりも大きい間、これはdominateを得る。さらに「相手ヒーローは、このダメージがヒットした場合、手札からカードを1枚選んで捨てる」。
「Thump」は、4コストで攻撃値6のGuardianクラスのコモンカードです。
これだけ聞くと、お世辞にも強いカードとは言えない性能。
しかし、彼の真価は他のカードによって目覚めます。
たとえば、赤帯「Thump」の攻撃値は「6」。バフ系の効果によって、この「6」が「7以上」になれば「diminate」と「discard a card(オンヒット効果)」が発動するのです。
バフ系カードと一緒に使う
…となると、攻撃値を上昇させるカードが必要になる「Thump」。
ただ、組み合わせるバフ系カードのコストが重たいと「Tear Asunder」でよくね?ってなるのね。
なので今回は、コストも軽くて扱いやすい「Thump」の相棒を紹介します。
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”が相手のヒーローにヒットした場合、あなたはそのヒーローがコントロールするコスト以下の“Item”を破壊してもよい。「Smashing Good Time」がアーセナルからプレイされた場合、このターンあなたが次にプレイする“Attack Action card”は攻撃値「+n」を得る。(「+n」はテキストに書かれた数字。)
「Go again」
「Thump」を採用する場合、たぶん攻撃値が高い赤帯を選ぶと思います。
赤帯「Smashing Good Time」は、Arsenalからだと攻撃値「+3」なので、赤帯「Thump」の攻撃値は「9」に上昇。これを完全に防ぐには、防御値「3」の手札1枚(dominateだからね)と防御値「2」の防具×3(仮に3枚使ったことにして)が必要になります。
防具の枠は5枚あるけど、デッキのシステムを担う防具が1〜2枚ほど採用されてる事が多いから、5枚ともガッチガチの防御用ってことはあまりないのです。
防具未使用なら「6」ダメージ通った上に手札を1枚捨てさせて、仮に防具を使ってくれれば、それも良し。
相手の手札に“Defence Reaction”があっても、すでに手札から防御してたら使えません。これは痛〜い「ゴツン」。
dominateに対して、Arsenalから“Defence Reaction”を使用することは可能です。
「Plunder Run」
このターン、あなたが次にプレイする“Attack Action card”がヒットした場合、あなたはカードを1枚引く。さらに「Plunder Run」がアーセナルからプレイされた場合、このターンにあなたが次にプレイする“Attack Action”カードは攻撃値「+3」を得る。
「Go again」
「Plunder Run」は、CC構築で禁止カードになっています。
「Plunder Run」は、CC構築で禁止されてるカードなのでBlitz構築の前提になりますが、このカードとの組み合わせは強力。
赤帯「Plunder Run」も、攻撃値「+3」の効果があるから、これで攻撃値「9」になった「Thump」の強さは前述した通り。さらに「Plunder Run」の場合は山札からカードを1枚引けます。
「Smashing Good Time」の“アイテム破壊”も使い所によっては強力ですが、“1ドロー”はどんな場面であっても、おおきなアドバンテージになります。
「Lunging Press」
対象の“Attack Action card”は、攻撃値「+1」を得る。
「Lunging Press」は“Attack Reaction”なので、相手の防御後に使用します。
赤帯「Thump」を打ち、相手が防具などでピッタリ「6」ダメージを防御してきても、「Lunging Press」なら「1」ダメージ貫通してオンヒット!!
ちなみに「Thump」のdominateは、攻撃値が上がったタイミングで付与されます。…が、一度防御されてしまった後に「Lunging Press」などで攻撃値を上げても、相手の防御枚数を減らすことはできません。
- 「Thump」を使用→解決
- 相手が手札2枚で防御→解決
- 「Lunging Press」を使用→解決
- 「Thump」の攻撃値が上がり“dominate”と“discard a card”付与。→解決
- 相手に防御超過分のダメージ。→解決
※ dominateの効果で本来は1枚でしか防御できないけど、②で解決した内容にさかのぼって、行動を書き換える事はできません。
コンバットチェイン内の順序に注意
今回の「Thump」以外にも、コンバットチェイン内で特殊な動きをするカード効果はたくさんあります。実際に何度も対戦して徐々にルールに慣れることが、一番納得できる方法だと思います。
難しくってややこしい事かもしれませんが、トラブルを防いで楽しく「FaB」をプレイする知識なので、理解を深めていきましょう。
ルールが不安な人は、フェルトテーブルでAI相手に対戦してみるのがオススメだぞ♪
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!
今回はGuardianクラスの「Thump」に注目していくぞ。