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【FaB】お財布にやさしいアーセナル対策「Wreck Havoc」について考える

こんちゃ!ジーロンです。

ジーロン

「Command and Conquer」って高いよね…。

アーセナル対策の大切さ

FaBのアリーナ上には、「Arsenal(アーセナル)」と呼ばれる特別な場所があります。

Arsenalには、自分のターンの終わりにカードを1枚裏向きで置くことができます。

Arsenalに置かれたカードは、ディフェンドステップに防御札として使用できない縛りを受けますが、Arsenalからプレイすることで効果が上昇するカードや、“Defense Reaction”をArsenalからプレイすることで、dominateを防ぐ手段として活躍します。

特に「Lexi」や「Riptide」などの Rangerクラスは、「Arrow」や「Trap」などのArsenalを活用する戦い方が得意なので注意が必要なのです。

「Wreck Havoc」って?

「Wreck Havoc」のチェインリンクに対して防御リアクションを実行することはできません。「Wreck Havoc」がヒーローにヒットすると、相手のArsenalを表向きにする。表にした Arsenalのカードが防御リアクションの場合、破壊することができます。

「Wreck Havoc」の攻撃がヒットすると、相手のArsenalを確認して、それが“Defense Reaction”であれば破壊します。

「Wreck Havoc」のチェインリンクに対して“Defense Reaction”は使用できないので、ディフェンドステップのみの防御を要求できますね。

こちらは“Attack Reaction”を使用できるので、「Pummel」で攻撃値を伸ばして確実にヒットを狙うことも可能です。

憧れの「CnC」

ところでこの「Wreck Havoc」のカードテキストに見覚えないですか?

実は、このテキスト「Command and Conquers」に似ています。完全一致とはいきませんが、非常に近いポテンシャルを持っているのです。

「Command and Conquers」のチェインリンクに対して防御リアクションを実行することはできません。「Command and Conquer」がヒーローにヒットすると、相手のArsenal内のすべてのカードを破壊します。

「Command and Conquers」は、Arsenalのカードを破壊できる超強力カードですね。

しかしこのカード超強力であるがゆえに超お高い…。
今どのくらいだろう。14,000円くらいするんじゃあないかな?(2023.5現在)

「Command and Conquers」は、どんなヒーローのデッキでも入る汎用性があるから、デッキ作る度に2〜3枚調達してたらお財布が大打撃を受けちまう!

だからもし、テキストが似てる「Wreck Havoc」が「Command and Conquers」の代用カードになるなら、これはもう最高に「お財布に優しい」Arsenal対策になります!

早速この2枚を比較していきましょう!

「CnC」と「Havoc」2枚の比較

リソース値:1

コスト:2

攻撃値:6

防御値:3

タイプ:Generic Attack Action

効果:“Defense Reaction”使用不可。
ヒットすればArsenalをすべて破壊。

リソース値:1

コスト:2

攻撃値:6

防御値:2

タイプ:Generic Attack Action

効果:“Defense Reaction”使用不可。
ヒットすればArsenalを確認して“Defense Reaction”なら破壊。

「Command and Conquers」と「Wreck Havoc」を並べて比較してみると、「防御値」と「破壊できるArsenalカードの違い」が違います。

この辺を詳しく見ていきます。

防御値の違い

Genericでありながら防御値「3」を持つ「Command and Conquers」は、やっぱり強力です。

僕たちGuardianがブレイクポイントと呼ばれるダメージ「4」や「7」などを防ぐ時に、装備品との組み合わせを考えると、防御値が「3」であるかどうかがで大きな影響が出ます。

「Command and Conquers」
防御値「3」+装備品「1〜2」=防御値「4〜5」

「Wreck Havoc」
防御値「2」+装備品「1〜2」=防御値「3〜4」

特に最近では、活躍の場を広げている「Assassin」や「Ranger」がオンヒット効果を多用するので、ダメージを完封できるかがとても大切。

ブレイクポイント
「3」の倍数以外のダメージのこと。Guardianクラスのカードは防御値が「3」であることが多いため、3の倍数から飛び出たダメージを防ぐためには、余分に手札を使ったり、ライフで受け止めなくてはならなくなる。

破壊できるカードの違い

「Command and Conquers」がArsenalのカードをすべて破壊するのに対して、「Wreck Havoc」はArsenalが“Defense Reaction”だった場合のみ、それを破壊します

ん?「Arsenalをすべて破壊」って1枚しか無いじゃん?

…って思う人もいると思います。実は、そうとも限らないんです。

アーセナルを増設する装備品

あなたのArsenal に表向きのカードがある場合、追加のArsenalゾーンを使用できます。「New Horizo​​n」が破壊されたとき、あなたのArsenal のすべてのカードを破壊します。
Blade Break(「New Horizo​​n」で防御している場合は、戦闘チェーンが閉じたときにそれを破壊します。)

Rangerの装備品に「New Horizo​​n」という頭装備があります。

この装備品は自分のArsenalを増設する効果を持っているので、Arsenalにカードを最高2枚セットできます。

こうなると、「Command and Conquers」の「Arsenalをすべて破壊」というテキストの強さが際立ちますね。

「Wreck Havoc」の場合は「Arsenalを確認→“Defense Reaction”なら破壊」なので、一応相手のArsenalの中身を確認することはできます。そこから対策を考えることもできるので、全くの無意味ではないのですが、Arsenalの中身が“Defense Reaction”である可能性はヒーローによって全く変わってきます。

アグロ系のヒーローには、ほとんどの場合“Defense Reaction”が採用されませんし、もしデッキに入っていたとしても手札からの使用する可能性のほうが高く感じます。

汎用“Defense Reaction”については以前記事にしましたが、クラス特有の“Defense Reaction”が多く与えられているのは「Guardian」と「Ranger」です。

特にOutsidersで登場した「Riptide」が得意とする“Trap”は、Arsenalからのみ起動できる“Defense Reaction”なので、「Wreck Havoc」の効果は刺さりやすくなります。

そして他のヒーロークラスには、ほとんど刺さらない…。残念…。

アーセナルの破壊は期待しない

ここまで、「Command and Conquers」と「Wreck Havoc」と比較してきましたが、結論は“Arsenal対策という観点では、Wreck Havoc」は「Command and Conquers」の代わりにはならない”ですね。

残念でなりません。安く済ませようと思ったのに…。笑

だけど、「Wreck Havoc」の“Defense Reaction”を使用させない効果は、とても有用です。

前述したように「Pummel」との組み合わせは、ダメージを押し込みながら相手の手札を大量に削り取れる可能性があります。

そのついでに、Arsenalを覗き見できるくらいの感覚ですね。イヤラシイ。

“Defense Reaction”に攻撃を阻まれる経験が多い守護者さんは、「Wreck Havoc」の採用を検討してみてはいかがでしょうか?

それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!

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