こんちゃ!ジーロンです。
ヴィクター・ゴールドメイン

《ヴィクター》は、すでに「Blitz」フォーマットのLLヒーローなので、僕は「comoner」で遊んでました。
PB構築でも似たような感じになりそうだったんで、後回しにしてたんですけど、よく考えたらレアの“激突”カード採用できるんですよね。


もっと“激突”できるなら、こりゃあ組むっきゃねぇでしょう。
公式いわく実験的なフォーマットだよ〜ってことなんで、今後細かな調整はあるとして、今のところ構築ルールはこんな感じです↓
- 使用ヒーロー:コモンorレアのみ
- デッキ構築:コモンorレアのみ
- デッキ枚数:装備品含めて55枚
(対戦時の山札は40枚ジャスト) - 採用可能枚数:各カード各色2枚まで
- 禁止カード有り↓


槌と盾の選択


《ヴィクター》といえば“激突”!!
今回の構築では、攻撃でも防御でも
どんな時でも“激突”していきます!
粉挽の回転砥石

《粉挽の回転砥石》は、攻撃がヒットした時に“激突”を行います。
“激突”に勝利すると、相手のデッキトップを1枚破壊します。
今回は構築では、この《粉挽の回転砥石》で、相手の山札をゴリゴリ削っていきます。
このハンマーが偉いのは、攻撃時に相手のカードを必ず、最低でも1枚(防御札orデッキトップ)墓地へ送れるとこ。(ジーロンは“激突”に負けることを考えていません)
ただし“激突”に負けると、この武器にP-1カウンターが置かれます。
でも、Pに数値があるうちは、攻撃するたびに相手のカードを削り取れる可能性が高い。攻撃値の高い守護者ミラーか野人対面は…気合です。
石壁の堰

《石壁の堰》は、防御時に“激突”できる珍しいタイプの盾。
「堰」って漢字読めました?僕は読めませんでした。カンジムズカシイ…
この盾は、防御時に“激突”を行います。勝利すると本体の効果でD2になるので、“焼き戻し”でマイナスカウンターが置かれても破壊されません。
その後は、D0の盾として場に残りますが、2度目の防御時に“激突”で勝つと、その瞬間だけD1となって、戦闘チェインが閉じた時に破壊されます。
ちょっとだけ、効果が複雑ですが、最大で2回“激突”できる装備品として、面白い性能をしています。
装備品の選択




頭装備以外は、PBベッツィと同じく《Civic》シリーズで固めました。デメリットはあるものの、やっぱD2“焼き戻し”は強いよ。
金光の兜

《金光の兜》は、ヴィクター特化の頭装備です。
他のフォーマットだと、ほとんど見かけないカードですが、PB環境ではデメリットのないD2の装備品というだけでも、優秀です。というか、コイツはここで使ってあげないと出番が…。
効果は非常に局所的で、輝くタイミングは少ないと思いますが、被ります。
アクティブファティーグ
《粉挽の回転砥石》の項で、山札をゴリゴリ削るという話をしましたが、今回のPB《ヴィクター》の構築では“激突”を行いながら、相手の「ライフ」と「山札」の両方にダメージを与えて、「アクティブファティーグ」を目指します。
「ファティーグ(疲弊)」と聞くと、DRなどで攻撃を防ぎながら、相手の勢いが弱まるのを受け身で待つイメージが強いと思います。これは「パッシブファティーグ(受動的疲弊戦略)」に分類されるものです。
今回の「アクティブファティーグ(能動的疲弊戦略)」も、相手を疲弊させる点では同じですが、こちらは積極的に攻撃を仕掛けることで、山札の勢いを削いでいきます。
「アクティブファティーグ」の定義は広く、手法も様々ですが、“忍者”や“戦士”、“暗殺者”対面で、こちらのライフがやや劣勢にある時、勝ち筋につながるカードさえも防御に差し出さなければならなくなり、結果的に負けてしまう。こういったケースも一種の「アクティブファティーグ」と言えます。
門破り



《門破り》は、そんな「アクティブファティーグ」を目指す構築で、とても優秀な働きをしてくれます。
「PB」のライフは「Blitz」などと同じ約20点です。多くの攻撃をライフで受けることが難しいため、これ1枚で相手のカード2枚以上と交換できる可能性は高くなります。
しかも、このカードは“激突”と同じような挙動をしますが、力比べに負けた場合のデメリットはありません。
攻撃値の力比べに勝った場合、《門破り》の攻撃値は上昇し、ブレイクポイントとなります。(青以外)
この場合、相手はライフを失いたくなければ、2枚以上の防御札(or装備品)を差し出す必要があり、中途半端な防御だとライフとデッキトップを破壊され、防御をしなければ大きなライフ失点とトップ破壊が待っています。
「Blitz」や「PB」のように、デッキ枚数が固定されているフォーマットで、確実に1対2〜3交換ができるカードは、とっても強い。
激突(Clash)で何するの?




《ヴィクター》といえば“激突”!!
“激突”といえば《ヴィクター》!!
今回の構築では、《粉挽の回転砥石》の“激突”効果で、相手の山札を削る動きが主軸となりますが、“激突”の真価は本来、防御時に発揮されます。
強さの試練


《強さの試練》の説明は、もはや不要かと思います。防御時の“激突”で勝利すると“金貨”を作成し、《ヴィクター》は自身の効果で、1ドローできます。
《強さの試練》自体がD4のブロックカードというのも、ライフの維持やブレイクポイントのケアに役立ちます。
手札が補充されれば、《粉挽の回転砥石》のピッチカードを温存しやすくなり、相手のビッグターンに攻撃を防ぎやすくなります。
活力の激突


《活力の激突》は、“激突”の勝利時に“活力”を作成します。


“活力”から得られる1リソースは、4コストや7コストのAACをプレイする際の、ピッチ枚数を抑えてくれます。
剛力の激突



《剛力の激突》は、“激突”の勝利時に“剛力”を作成します。
《活力の激突》や《剛力の激突》からメリットを得るには、“激突”に勝つことが絶対条件ですが、防御しながら次のターンのセットアップができるのは、素晴らしいことです。
まさに「アクティブ」!!
常に前のめりでゲームを進めましょう。
ズシン



《ズシン》自体は“激突”を持ちません。
ただし、他のカードで行った“激突”で、デッキトップにある《ズシン》が捲れて、“激突”に勝利した場合、本来の“激突”とは別に“剛力”を作成します。


つまり、《剛力の激突》の“激突”に《ズシン》で勝つと、“剛力”が2個。


《粉挽の回転砥石》の“激突”に《ズシン》で勝つと、デッキトップを破壊しながら“剛力”を作成します。

“剛力”トークンは、これが破壊されたターンの最初の攻撃をP+1するだけの、地味なトークンですが、なかなか侮れません。



“剛力”のP+1効果は、《粉挽の回転砥石》が与える圧を高め、《門破り》を貫通させ、《Thump》を強力なハンデスアタックへ変貌させます。
マッチョ・グランデ



ライフ差が広がると、相手は手札を防御に使わざるを得なくなります。手札を防御に強制できる状況は「アクティブファティーグ」の理想とする状況です。重要なカードが防御札として墓地に落ち、山札が疲弊すると、相手は勝ち筋を失います。
《Macho Grande》は、ライフレースを優位に進めてくれる優秀なAACです。先後1ターン目にプレイできれば、スタートダッシュとして、相手とのライフ差を大きく引き離します。
また、《Macho Grande》のような攻撃値の高いカードは、“激突”の勝率アップにも繋がります。
サイドボード
“激突”に負けることは、まったく考えてないんですが、流石に“野人”相手は分が悪い。



そんなの時は、《毅然たる態度》を“激突”系のカードと入れ替えてサイドインします。“野人”は瞬間的な高火力の代わりに、山札の疲弊も早く訪れます。
なので、こちらは少々「パッシブファティーグ」気味に山札の消費を抑えていきたい。
あと、サイドに予備の《粉挽の回転砥石》入れておいたんで使ってください。
ダブルミルハンマーの構え。
最高にクールでクレイジーでしょ?
今回出てきた「パッシブファティーグ(受動的疲弊戦略)」と「アクティブファティーグ(能動的疲弊戦略)」について、Yuki Lee Bender氏が少し前に話していました。
ファティーグに興味がある方は、ぜひ聞いてみてください。




(開始20分間くらいは、リミテッドの話で盛り上がってます)
それじゃまた。ジーロンでした。ばいばい!


















PB構築提案の第4回目はヴィクター!